DIY派におすすめのコスパに優れる高性能エンジンオイル「隼」について詳しく解説

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「株式会社ヨロスト。」が販売する「隼」は、愛車の寿命を延ばす高性能エンジンオイルです。「エステル」が始動時のドライスタートからエンジンを守りオイル交換直後のパワーを非常に長く感じることができるように設計されています。エンジンオイルの最新の規格である「SP規格」に適合しており、直噴エンジンのノッキング対策タイミングチェーンの伸び対策にも対応しているので、設計が新しいエンジンを搭載した近年の車に最適なオイルです。加えて省燃費性能にも対応しています。

「DIY派におすすめ」とタイトルに書いたのは、ボリュームディスカウントに優れる20リットルのペール缶でのみ販売されているからです。行きつけのカーショップがオイル持ち込みOKであったり、ペール缶の「ボトルキープ」が可能ならこの限りではありません。

20リットルで約2万円という価格は決して安くはありませんが、最高レベルのエンジン保護能力を考えると非常にコスパに優れる商品です。

  • 日本製ハイスペックエンジンオイル「隼 ver.2.0」
  • 「隼」は日本車の特性に合わせて、どんな運転環境でも車両の最高パフォーマンスを実現できるよう、研究開発された日本製ハイスペックエンジンオイル!
  • 高速走行時にも優れた潤滑性能と密封性能を同時に発揮、ドライバーに最高の走行体験を提供
  • 欧州車用のACEA規格のオイルも展開
  • 自動車用だけでなくバイク用も展開
  • 製造元は業界で100年以上の歴史があるミカドオイル(国産)

この記事では、エンジンオイル「隼」のハイスペックな点を一つ一つ解説していきます。オイル業界の専門用語が多数出てきますが、専門外の人でも分かるように都度簡単な説明を入れています。

目次

幅広いラインナップで展開されているエンジンオイル隼

エンジンオイル「隼」は、自動車用バイク用があり、自動車用はさらに国産車用欧州車用で特性が違い、幅広いラインナップであらゆる車種に対応しています。

エンジンオイル隼(自動車用)

まずは自動車用エンジンオイル「隼」の国産車用欧州車用を紹介します。

エンジンオイル隼(国産車用)

隼(国産車用)の特徴

  • エステル(Group V) + VHVI(Group III)の100%化学合成油
  • エステルがドライスタートからエンジンを守る
  • 高級な粘度指数向上剤を使用しておりオイルの劣化が少ない
  • モリブデン配合による優れたエンジン保護能力
  • 最新のSP規格適合品
  • 優れた燃費性能規格であるGF-6に適合
  • エンジンや排ガス装置などを保護するRC規格に適合

※オイルの種類により、これらの特徴に当てはまらない商品があります。別途記載しています。

  • ベースオイルは100%化学合成油
    「隼 国産車用」のベースオイルは、「エステル(Group V) + VHVI(Group III)」です。鉱物油であっても「Group II」はかなり高性能なオイルです。「隼」は、それを上回る「Group III」以上のベースオイルを使用しています。
スクロールできます
API(米国石油協会)によるベースオイルの分類
Group分類
I鉱物油(不純物が多い)
II鉱物油(高度精製)
III合成油(VHVI:超高粘度指数、粘度指数120以上)
IV化学合成油(PAO:ポリアルファオレフィン)
V化学合成油(エステルなど、I~IVに属さないオイル全て)
  • エステルがドライスタートからエンジンを守る
    エステルベースのオイルは、その化学構造により金属表面に強く吸着しやすい特性を持っています。これにより、エンジンが停止している間でも金属部品の表面に油膜を形成し続けることができ、エンジンが再び始動された際に即座に潤滑作用を提供します。その結果、ドライスタートによる摩耗や損傷を大幅に減少させることができます。
    したがって、エステルを含むエンジンオイルは、特に長期間使用されない車両や、寒冷地での使用において、エンジンの寿命を延ばし、性能を維持するために非常に有効な選択肢となります。ドライスタートからエンジンを守るためには、エステルベースのオイルを選ぶことが重要です。
  • 高級な粘度指数向上剤を使用しておりオイルの劣化が少ない
    「隼」のSP規格に使用されている粘度指数向上剤は、SSI25の高級品です。安価なエンジンオイルオイルにはSSI50などが使用されています。

粘度指数向上剤とは

粘度指数向上剤(Viscosity Index Improver:以下VII)は、エンジンオイルなどの潤滑油に添加され、温度変化による粘度の変動を抑制するための高分子化合物です。これにより、エンジンオイルは低温から高温までの広い範囲で適切な粘度を保つことができ、エンジンの始動性や燃費性能の向上に寄与します。
VIIのSSI(せん断安定性指数)は、エンジンオイルなどの潤滑油に添加されるVIIが使用中にどれだけせん断され、その結果として粘度がどれだけ低下するかを数値化したものです。SSIの値が高いほど、せん断による粘度の低下が大きいことを意味します。例えば、SSIが25であれば、増粘分の25%が低下することを示します。これは、エンジンオイルの長期的な性能を維持するために重要な指標であり、せん断安定性が高いVIIは、より長い間適切な粘度を保つことができます。

  • モリブデン配合による優れたエンジン保護能力
    モリブデンは、エンジンオイル添加剤として使用される際に、その優れた特性によりエンジンの性能を向上させる金属です。熱や圧力に強く、摩擦係数が低いため、エンジン内部の摩耗を減少させ、潤滑性を高める効果があります。具体的には、以下のような特徴を持っています。

    1. 耐熱性:高温下でも安定した性質を保ちます。
    2. 極圧性:非常に高い圧力に耐えることができます。
    3. 低摩擦性:高荷重下でも摩擦を低減します。
    4. 耐摩耗性:硬度が高く、摩耗に強いため、長期間にわたって部品を保護します。

    モリブデンは、エンジンオイルに添加することで、ベアリングやタペットなどのエンジン内部の部品に皮膜を形成し、摩擦を減らしてスムーズな動作を実現します。
    モリブデン添加剤は、旧車などのエンジンのメカノイズを減らす効果も報告されており、多くのユーザーがその効果を実感しています。
  • 最新のSP規格適合品
    「隼」は、API(米国石油協会)が定めたエンジンオイル最高性能ランクであるSP規格適合品です。

SP規格とは

エンジンオイルの「SP規格」とは、API(米国石油協会)によって定められた、ガソリンエンジン用の最新のオイル性能規格です。2020年に導入されたこの規格は、それまでのSN規格よりもさらに厳しい基準を設けており、以下のような特徴があります。

  1. 耐久性の向上:エンジンオイルの劣化に強く、長期間にわたって性能を維持します。
  2. スラッジの出にくさ:エンジン内部の清浄性を高め、スラッジの蓄積を防ぎます。
  3. 燃費の向上:摩擦を減少させることで燃費性能が向上します。
  4. LSPI防止性能:※低速プレイグニッション(LSPI)のリスクを減らすことで、エンジンの信頼性を高めます。
  5. タイミングチェーンの摩耗防止:エンジンのタイミングチェーンの摩耗を抑制し、エンジン寿命を延ばします。

SP規格は、特に直噴ターボエンジンなどの最新のエンジン技術に適応するために開発された規格であり、これらのエンジンに最適な保護と性能を提供することを目的としています。

※低速プレイグニッション(LSPI)
低速プレイグニッション(LSPI)は、過給された直噴ガソリンエンジンにおいて、特に低回転高負荷状態で発生する異常燃焼現象です。通常の点火時期よりも早く燃焼が始まり、非常に強いノッキングを引き起こすことがあります。これは「スーパーノック」または「メガノック」とも呼ばれ、エンジンに重大な損傷を与える可能性があります。
LSPIの発生メカニズムは完全には解明されていませんが、いくつかの要因が考えられています。その一つに、エンジンオイルや添加剤、またはエンジン内部のデポジット(不完全燃焼による堆積物)が熱源となり、予期せぬ自己着火を引き起こすことがあります。この現象は、エンジンの設計や運転条件、使用される燃料や潤滑油の種類によって影響を受けるとされています。
LSPIを防ぐためには、エンジン設計の最適化、適切な燃料と潤滑油の選択、エンジン内部の清潔さを保つことなどが重要です。自動車メーカーやオイルメーカーは、LSPIを減少させるための研究と対策を進めています。

  • 優れた燃費性能規格であるGF-6に適合
    「隼 国産車用」は、ILSAC(国際潤滑油標準化認証委員会)が導入した最新の「GF-6」規格に適合しています。先に解説したAPI(米国石油協会)のSP規格と被っている部分が多く、ざっくり言うと「GF-6」規格は、SP規格+省燃費性です。

「GF-6」規格とは

エンジンオイルの「GF-6」規格は、2020年5月に導入された新しい規格で、ガソリンエンジン用オイルの性能を示すものです。この規格は、 ILSAC(国際潤滑油標準化認証委員会)によって定められています。
「GF-6」規格の主な特徴は以下の通りです。

  1. 省燃費性::新規格のオイルは、燃費性能が向上しており、特に「GF-6B」ではさらに燃費改善が求められています。
  2. 清浄性:エンジン内部のスラッジやワニスの生成を防ぎ、清浄性が高まっています。
  3. 酸化安定性:高速走行時のオイルの劣化を抑え、デポジットの生成を低減します。
  4. LSPI対応:低速プレイグニッション(LSPI)の発生を抑制し、直噴ターボエンジンの性能を保護します。
  5. タイミングチェーンの摩耗低減:タイミングチェーンの摩耗を防ぎ、エンジンの耐久性を向上させます。

「GF-6」規格には、‘GF-6A’ と ‘GF-6B’ の2つのサブカテゴリがあります。’GF-6A’は従来の粘度グレードに対応し、’GF-6B’は新たに低粘度グレード「0W-16」に対応しています。これにより、より省燃費で高性能なエンジンオイルが提供されています。

  • エンジンや排ガス装置などを保護するRC規格に適合
    RC規格(Resource Conserving)は、エンジンオイルの性能規格の一つで、「省資源性能」とも呼ばれます。この規格は、従来の省燃費性能に加えて、エンジンや車両を長持ちさせるためのエンジン保護や排ガス装置保護などに優れた性能を持つオイルを指します。具体的には、以下のような特徴があります。

    1. 省燃費性能: エンジンオイルが燃費向上に貢献する性能を持っています。
    2. ターボチャージャーの保護性能: ターボチャージャーを摩耗や損傷から守り、その寿命を延ばします。
    3. 排気システム・エミッションシステム保護性能: 排ガス装置を保護し、排出ガスのクリーンさを維持することで環境への影響を減らします。

    さらに、RC規格のオイルは、環境に優しいE85クラスのバイオ燃料(エタノール)も使用可能です。これにより、省燃費だけでなく、車の寿命を伸ばし、限られた地球の資源を守ることに貢献しています。特にターボ車を長く乗る場合には、RC規格付きのオイルが推奨されます。

エンジンオイル隼(国産車用)商品ラインナップ

エンジンオイル隼(国産車用)の粘度別の商品ラインナップです。自動車メーカー推奨粘度のオイルを選びましょう。
(粘度表記の見方を確認したい方はこちらをクリック

ガソリンエンジン専用(GF-6規格適合の省燃費オイル)
規格:SP、GF-6、RC
エステル(Group V) + VHVI(Group III)の100%化学合成油
SSI25の粘度指数向上剤
モリブデン配合
容量:20L(ペール缶)

  • 0W-16 22,000円(税込み)
  • 0W-20 21,000円(税込み)
  • 0W-30 21,000円(税込み)
  • 5W-30 21,000円(税込み)
  • 10W-30 20,000円(税込み)
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ガソリン・ディーゼルエンジン兼用(40、50番の高粘度オイル)
規格:SP、CF
 ※40番以上の高粘度オイルのため省燃費性のGF-6やRC規格から外れます
 ※CFはディーゼルエンジン用の規格です
エステル(Group V) + VHVI(Group III)の100%化学合成油
 ※15W-50は部分合成油
SSI25の粘度指数向上剤
モリブデン配合
容量:20L(ペール缶)

  • 5W-40 21,000円(税込み)
  • 10W-40 21,000円(税込み)
  • 15W-50 24,000円(税込み)※部分合成油
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ディーゼルエンジン専用
規格:DL-1、CF-4
DPF装着車対応
 ※下記にDPFとSAPSの関係を解説しています。
VHVI(Group III)100%で鉱物油に比べDPFの詰まりを抑制
モリブデン配合
容量:20L(ペール缶)

  • 5W-30 23,000円(税込み)
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DPFとSAPSの関係

エンジンオイルは、エンジンの摩擦を減らし、冷却効果を提供し、内部を清潔に保つために使用される重要な液体です。エンジンオイルには多くの異なる特性があり、その中でもSAPS(硫酸灰分、リン、硫黄の総称)の含有量は重要な指標の一つです。SAPSとは次の3つの成分を指します。

  • 硫酸灰分(Sulfated Ash):オイルが燃焼した後に残る無機物の残留物です。
  • リン(Phosphorus):摩耗防止剤として機能し、エンジンの摩耗を減らすのに役立ちます。
  • 硫黄(Sulfur):自然に存在する元素で、オイルの抗酸化剤として働きます。

SAPSの量は、エンジンオイルがエンジン内部と排ガス後処理装置(DPF、GPF)に与える影響に直接関係しています。SAPS成分が多いオイルは、一般的にエンジン保護に優れていますが、排ガス後処理装置に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、排ガス後処理装置付きの車両では、SAPSの低いオイルが推奨されます。

エンジンオイルの粘度表記について

エンジンオイルのSAE規格は、アメリカ自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers)が定めるオイルの粘度に関する統一規格です。この規格は、オイルの流動性や潤滑性を示す指標として、オイル缶などに「5W-30」や「10W-40」といった形で表記されています。ここで、

  • 「W」はWinter(冬)を意味し、低温時のオイル粘度指数を表します。数字が小さいほど、低温でのオイルの流動性が高いことを意味します。
  • ハイフンの後ろの数字は高温時のオイル粘度指数を示し、数字が大きいほど高温での粘度が高い、つまりオイルが厚いことを意味します。

SAE規格は、車種や走行条件、地域特性に応じて選択され、単純に数値が高い(低い)ほど良いオイルというわけではありません。適切なオイル選びは、車の性能や特性に合わせて行う必要があり、メーカー推奨のSAE粘度を選択することが最も重要です。

エンジンオイル隼(欧州車用)

続いてエンジンオイル「隼」の欧州車用を紹介します。欧州規格は厳しいのでオイルはさらにハイグレードとなります。

隼(欧州車用)の特徴

  • 欧州のACEA規格を満たしたHTHS粘度でエンジンをしっかりと保護
  • DPF・GPF装着車、非装着車どちらもにも対応
  • ガソリン・ディーゼル兼用
  • エステル(Group V) + VHVI(Group III)の100%化学合成油
  • エステルがドライスタートからエンジンを守る
  • 高級な粘度指数向上剤を使用しておりオイルの劣化が少ない
  • モリブデン配合による優れたエンジン保護能力
  • API規格のSPにも適合しているので直噴ターボ対策もOK
  • 国産車用の高性能オイルとしても使用可能

欧州車のエンジンは、ドイツのアウトバーンのような長時間の高速走行をすることを前提として設計され、エンジンオイルもその過酷な状況に耐えられる性能が要求されます。欧州車のエンジンオイルは、欧州自動車工業会が定めたACEA規格が適用されます。先に紹介したAPI規格と比べて、エンジン保護性能を優先している分、燃費性能が劣るイメージです。

ACEA規格とは

ACEA規格は、欧州自動車工業会(Association des Constructeurs Européens d’Automobiles)によって定められた、欧州車向けのエンジンオイルの性能基準です。この規格は、欧州車のエンジンが要求する特定の性能を満たすために設計されており、以下のカテゴリーに分類されます。

  • A/Bカテゴリー:乗用車向けで、SAPS(硫酸灰分、リン、硫黄分)が多く、ガソリンおよびディーゼルエンジンに適用されます。
  • Cカテゴリー:排ガス後処理装置付きの乗用車向けで、ガソリンおよびディーゼルエンジンに適用され、SAPSが少なく設計されています。
  • Eカテゴリー:大型ディーゼルエンジン用ですが、一般的な乗用車にはあまり使用されません。

ACEA規格は、API規格とは異なり、エンジン保護性能や環境対応性を重視しており、特に欧州の厳しい環境規制に対応するための基準を設けています。また、ACEA規格のオイルは、API規格よりも試験が厳しく、高品質な添加剤やベースオイルを使用していることが特徴です。

ACEA規格のエンジンオイルにはHTHS粘度が表示されていて、このHTHS粘度の値がAPI規格の同粘度のオイルより高くエンジン保護性能に優れています。最近は国産車向けエンジンオイルにもHTHS粘度をしっかりと表示しているユーザーフレンドリーなメーカーもあります。

HTHS粘度とは

HTHS粘度とは、エンジンオイルの高温高せん断粘度(High Temperature High Shear Viscosity)のことで、エンジンが過酷な条件下でどの程度油膜を維持できるかを示す指標です。具体的には、150℃の高温でオイルが高速せん断される状況を再現し、その時の粘度を測定します。HTHS粘度が高いオイルは、高温下でも油膜を保ちやすく、エンジンの摩耗を防ぐ効果が高いとされていますが、粘性抵抗が増えるため燃費が悪化する可能性もあります。一般的に、HTHS粘度は2.6mPa・s以上がエンジン保護の基準とされています。

「隼 欧州車用」は、A3/B4カテゴリーとC3カテゴリーのオイルを扱っていますが、5W-30でHTHSが3.5、10W-50はHTHSが4.7もあり下記の表を見てもエンジン保護を優先したオイルであることが分かります。既に解説した通りSAPS量は、多いとエンジン保護に優れますが排ガス後処理装置(GPF・DPF)に悪影響を与えます。その為、GPF・DPF装着車は、Cカテゴリーのオイルを入れることが推奨されます。

スクロールできます
ACEA 2021(乗用車向け)
カテゴリーHTHS粘度 (mPa・s)SAPS説明
A3/B43.5以上高HTHS粘度でエンジン保護に優れるが燃費は劣る
A5/B52.9以上3.5未満中HTHS粘度で燃費に優れる(燃費改善率2.5%以上)
A7/B72.9以上3.5未満中HTHS粘度で燃費に優れる(燃費改善率2.5%以上)、直噴ターボのLSPI対応・タイミングチェーン摩耗対応・ターボチャージャー堆積物抑制
C22.9以上排ガス後処理装置(GPF・DPF)付き車向け、中HTHS粘度で中SAPS、燃費に優れる(燃費改善率2.5%以上)
C33.5以上排ガス後処理装置(GPF・DPF)付き車向け、高HTHS粘度でエンジン保護に優れ省燃費(燃費改善率1%以上)
C43.5以上排ガス後処理装置(GPF・DPF)付き車向け、高HTHS粘度で低SAPSで省燃費(燃費改善率1%以上)
C52.6以上2.9未満排ガス後処理装置(GPF・DPF)付き車向け、低HTHS粘度で中SAPS、燃費に優れる(燃費改善率3%以上)
C62.6以上2.9未満排ガス後処理装置(GPF・DPF)付き車向け、低HTHS粘度で中SAPSで省燃費、直噴ターボのLSPI対応・タイミングチェーン摩耗対応・ターボチャージャー堆積物抑制
引用元:ACEA公式サイト

「隼 欧州車用」は、高速走行時には高HTHSでエンジンをしっかりと保護し、短距離、低温時もスムーズなスタートが可能な、欧州車を日本で運転するのに最適なオイルです。また、API規格のSPに適合しているので、直噴エンジンの懸案事項であるLSPI対策とタイミングチェーン摩耗対策にも対応しています。「隼 欧州車用」は、ACEA規格を満たしつつAPI規格のSPにも適合しているので、少し贅沢な使い方として、国産車用の高性能オイル(燃費よりエンジン保護優先)としても使用できます。

「隼 欧州車用」は、ガソリン・ディーゼルエンジン兼用なのでオイルを選ぶ基準は、排ガス後処理装置(GPF・DPF)が付いているどうかです。GPF・DPF装着車は「C3」を、非装着車は「A3/B4」を選択しましょう。

GPF・DPFとは

GPF(ガソリンパーティキュレートフィルター)とDPF(ディーゼルパーティキュレートフィルター)は、自動車の排気ガスから有害な粒子状物質(PM)を除去するための重要なデバイスです。

GPF(ガソリンパーティキュレートフィルター)

  • GPFは、直噴ガソリンエンジンから排出されるPMを除去するためのセラミックフィルターです。
  • 2014年からヨーロッパではガソリン車にもPMの排出個数規制が始まり、GPFの需要が高まっています。
  • GPFは通気性が高く、排ガスの流れを妨げず、燃費低下を防ぐ設計がされています。
  • PMを効率的に捕集しながら、高温高圧の排ガスにさらされても破損しない強度を持っています。
  • エンジンの排気ガスの温度が十分に高くなると、GPF内に捕集されたPMが自動的に燃焼されます。

DPF(ディーゼルパーティキュレートフィルター)

  • DPFは、ディーゼルエンジンから排出されるPMを取り除くデバイスです。
  • 排ガスがフィルターの多孔質の壁を通過する際に、PMが90%以上除去されます。
  • PMがある程度堆積した後は、加熱燃焼させてフィルターを再生し、高い捕集性能を維持します。

これらのフィルターは、大気汚染の削減と公衆衛生の向上に貢献するために非常に重要で、自動車の排気ガス規制に対応するために進化し続けています。また、これらの技術は、電気自動車(EV)への移行が進む中でも、内燃機関車(ガソリン及びディーゼルエンジン車)の環境負荷を減らすために引き続き重要な役割を果たしています。日本の自動車メーカーも、環境規制への対応や大気汚染の削減のために、新型車にGPFを装着する動きが見られます。今後の規制強化に伴い、GPFの需要拡大が見込まれています。

エンジンオイル隼(欧州車用)商品ラインナップ

エンジンオイル隼 欧州車用
エステル(Group V) + VHVI(Group III)の100%化学合成油
SSI25の粘度指数向上剤
モリブデン配合
国産車にも使用可能
 ※API規格のSPにも適合(直噴ターボ対策済み)
容量:20L(ペール缶)

排ガス後処理装置(GPF・DPF)装着車用
規格:ACEA C3、API SP

  • 5W-30 26,000円(税込み)
  • 5W-40 26,000円(税込み)

排ガス後処理装置(GPF・DPF)非装着車用
規格:ACEA A3/B4、API SP

  • 5W-30 25,000円(税込み)
  • 5W-40 25,000円(税込み)
  • 10W-50 28,000円(税込み)
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エンジンオイル隼(バイク用)

エンジンオイル「隼」は、バイク用も展開しています。バイク用はさらにハイスペックで、ベースオイルにレーシングオイルなどに使用されるグループIVのPAOの中でもさらに高級なmPAOを使用した高性能エンジンオイルです。粘度指数が高く、低温時には柔らかく、高温時には強靭な油膜を形成します。また、現存する最高性能の粘度指数向上剤を使用することにより、ギヤ剪断に対する強靭な耐久性を誇り、3,000km走行後でも97%以上の粘度保持率を誇るとされています。

エンジンオイル隼(バイク用)

ベースオイル:mPAO/アルキルナフタレン配合
現存する最高性能の粘度指数向上剤を使用
粘度保持率:97%以上
 ※通常走行で3,000km相当
粘度指数170以上
API:SL
JASO:MS2
容量:4L

  • 10W-40 12,980円(税込み)
  • 10W-50 12,980円(税込み)
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粘度指数とは

エンジンオイルの粘度指数は、オイルが温度変化に対してどれだけ粘度を維持できるかを示す数値です。一般的に、粘度指数は高いほど温度が上がっても、または下がっても、オイルの粘度が安定していることを意味します。これは、エンジンオイルが高温や低温の環境で一貫した性能を発揮する能力を表しています。

ちょっとチガウ通販カンパニー「ヨロスト。」

「エンジンオイル隼」を販売する「株式会社ヨロスト。」は、2011年に設立されました。BETTER THAN NOW(いまよりもっとエエもんを)を合言葉に自動車整備業界及び運送業界向けにこだわりの商品を扱う通販会社です。決して激安価格ではないですが、品質が良く、コストパフォーマンスが高い商品を販売しているのが特徴です。問い合わせに対して電話での会話を大切にしているということなので、気になる商品があれば気軽に聞いてみましょう。

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