マツダ株式会社は、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)」、「マツダ ロードスター RF (リトラクタブルハードトップモデル)」を大幅改良し、全国のマツダの販売店を通じて2024年1月中旬より発売を開始しました。
『人馬一体』の走りの楽しさをより多くの方へ。ロードスターらしさを追求した
走りとデザインの進化に加え、先進安全技術やコネクティッドサービスを導入

ロードスターは、1989年に初代がデビューして以来、4代にわたって、2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の120万台以上を生産し、クルマを楽しむ文化の発展のために、継続して進化してきました。
今回の改良では、現代に求められる新たな安全法規に適合しながら、ロードスターらしさを追求した進化により、「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高めています。マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とスマート・ブレーキ・サポート[後退時検知機能(SBS-RC)]の新採用や、マツダコネクトの進化など、最新の先進安全技術やコネクティッド技術を搭載し、より多くの人が安心してロードスターを選べるようになりました。同時にデザインも進化し、4代目ロードスターとしては最も大きな商品改良となります。
エクステリアデザインでは、デイタイムランニングランプの変更によって、目元にスポーティな軽快さが与えられています。テールランプも立体的となり、より鮮明な印象を与えています。インテリアには8.8インチのセンターディスプレイを新たに採用。また、往年のライトウェイトオープンスポーツカーを彷彿とさせるスポーツタン内装とベージュ幌のカラーコーディネーションが新たに設定されました。
ダイナミクス性能では、加速・減速時のデファレンシャルギヤの差動制限力を変化させることでクルマの旋回挙動を安定させる、新開発のASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL(アシンメトリックLSD)を採用。電動パワーステアリングおよびエンジンパフォーマンスフィールの進化とあわせて、ロードスターならではのリニアで軽快な走りに磨きがかけられました。また、多くの人がより安全にモータースポーツを楽しむことができるように、MT車にはサーキット走行に最適化したダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の新制御モード「DSC-TRACK」を追加しています。
「マツダ ロードスター」「マツダ ロードスター RF」のマイナーチェンジ概要
先進安全機能の進化

- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC)
MRCCは、設定した速度での定速走行や、車間距離を一定に保って走行するための運転支援機能です。フロントグリル左側に設けたレーダーセンサーが先行車を検知することで、定速走行や追従走行を支援します。 - スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物検知機能(SBS-RC)]
約15km/h以下で後退中にクルマの左右や後方に接近してきた車両を検知します。衝突を回避できないと判断したとき、ブレーキ制御を支援することで衝突時の被害の軽減を図ります。
マツダコネクトの進化

- 8.8インチセンターディスプレイ
8.8インチのセンターディスプレイは、前方の視界を確保しながら、エアバッグ作動時の干渉を避けるため、画面の縁部分をできるだけ狭くしたフレームレスデザインを採用しています。スマートフォンからアプリを通じて車の状態が確認できたり、万が一の事故の際には自動で救急車を手配するコネクティッドサービスも採用しています。
デザインの進化


- ヘッドランプ/リアコンビネーションランプのデザイン変更
ヘッドランプは、デイタイムランニングランプの変更によって、生き物の瞳のような表情を維持しつつ、スピード感やライトウエイトスポーツカーらしさを表現しています。また、リアコンビネーションランプは、歴代のロードスターに共通して採用されている「円形+楕円」のモチーフをより鮮明に表現するとともに、現行車が持つユニークさに磨きをかけています。さらに、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ内のランプは、すべてLED化しています。

- ホイールデザインの変更
軽やかさと機能美を表現した新たなホイールを設定しました。ホイール中央から周辺へまっすぐに伸びたスポークが、車軸からタイヤに動力を確実に伝えているようなデザインとすることで、スポーツカーとしての性能の高さや強さ、精緻さを表現しています。

- ボディカラーに「エアログレーメタリック」を追加
新たなエクステリアカラーとして、エアログレーメタリックが追加されました。ソリッドカラーのような鮮やかさとメタリックカラーならではの陰影感をバランスさせたこの色は、ロードスターに軽快さとクールな印象を与えます。
ダイナミクス性能の進化

- ASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL 「アシンメトリックLSD」(ロードスター「S」を除くMT車のみ)
加速・減速時のデファレンシャルギヤの差動制限力を変化させることで、リアタイヤの接地荷重変化に対してクルマの旋回挙動を安定させる、新しいLSDの技術コンセプトです。軽量・コンパクトで耐久性の高い円錐クラッチ型LSDにカム機構を追加し、減速時と加速時で異なるカム角を設定することで、それぞれに最適な差動制限力を実現。特に減速側の差動制限力を強めることで、後輪の接地荷重減少により車両挙動が不安定となりやすいターンインでの減速旋回時の安定性を向上しました。さらに、ロードスターのエンジンやサスペンション、タイヤ特性に最適化したイニシャルトルクと差動制限特性のチューニングにより、これまで以上にスムーズでリニアな旋回特性を実現。街中ではさらに軽やかに、ワインディングでは旋回時の安定性が格段に向上しています。
- 電動パワーステアリングの進化
より軽やかで正確なステリングフィールを実現するため、ステアリングシステムにも改良が加えられました。ステアリングラックの摩擦を低減しながら、モーターアシストの制御ロジックをより緻密に進化することで、自然ですっきりとしたフィードバック感を実現。ハンドルを切り始めてから戻すまで、一貫してタイヤと路面のコンタクトが感じられ、まるでドライバーの操舵意図が直接ロードスターに伝わっているような、高い一体感を実現しました。 - エンジンパフォーマンスフィールの進化
SKYACTIV-G 1.5では、国内ハイオクガソリンに合わせた専用セッティングを施すことで更なる高効率化を実現。加速の伸び感を強化しながら、出力を3kW向上しました。さらに、MT車にはSKYACTIV-G 2.0も含めた駆動力制御に最新の制御ロジックを導入し、アクセル操作時のレスポンスを改善。アクセルを踏み込んで加速するシーンだけではなく、アクセルを緩めて減速するシーンにおいても、よりドライバーの意に沿った駆動力の応答性を実現しました。 - DSC-TRACK (MT車のみ)
多くの人がモータースポーツをより安全に楽しむことができるよう、サーキットでの走行に最適化したDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)の新制御モードである「DSC-TRACK」が新たに追加されました。「DSC-TRACK」では、スポーツ走行におけるドライバーの運転操作を最大限に尊重し、ドライバーがコントロールできないような危険なスピン挙動に陥った場合に限って制御が介入。愛車を傷つけるリスクを減少させます。ドライビングに真摯に向き合う人を応援する、「人馬一体」のための制御技術です。
追加機種


- 「マツダ ロードスター S Leather Package V Selection」
クラシックかつ上品な装いで、ゆったりとドライブや旅を楽しむことを狙いとして、新たにスポーツタン内装とベージュ幌が設定されました。
商品概要およびメーカー希望小売価格(消費税込)
ソフトトップカラー:ベージュ(インシュレーター付)
電動リモコン式ドアミラー(手動可倒式):ボディ同色
シート:ナッパレザー(スポーツタン)
ドアトリム/インパネ/センターコンソール:合成皮革(スポーツタン)
16インチアルミホイール(高輝度塗装)
S Leather Package V Selection (6MT) ¥3,553,000 (6EC-AT) ¥ 3,668,500
マツダ ロードスター メーカー希望小売価格一覧(消費税込)
マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)
機種 | 駆動 | エンジン | トランスミッション | 旧価格 | 新価格 |
---|---|---|---|---|---|
S | 2WD (FR) | SKYACTIV-G 1.5 | 6MT | 2,689,500円 | 2,898,500円 |
NR-A | 6MT | 2,843,500円 | 3,064,600円 | ||
S Special Package | 6MT 6EC-AT | 2,906,200円 3,021,700円 | 3,087,700円 3,203,200円 | ||
※特別仕様車 990S | 6MT | 2,959,000円 | 廃止 | ||
S Leather Package | 6MT 6EC-AT | 3,257,100円 3,372,600円 | 3,498,000円 3,613,500円 | ||
※特別仕様車 BROWN TOP | 6MT 6EC-AT | 3,257,100円 3,372,600円 | 廃止 | ||
S Leather Package White Selection | 6MT 6EC-AT | 3,297,800円 3,413,300円 | 廃止 | ||
S Leather Package V Selection | 6MT 6EC-AT | 3,553,000円 3,668,500円 | |||
RS | 6MT | 3,422,100円 | 3,679,500円 |
マツダ ロードスターRF(リトラクタブルハードトップモデル)
機種 | 駆動 | エンジン | トランスミッション | 旧価格 | 新価格 |
---|---|---|---|---|---|
S | 2WD (FR) | SKYACTIV-G 2.0 | 6MT 6EC-AT | 3,527,700円 3,555,200円 | 3,796,100円 3,823,600円 |
VS | 6MT 6EC-AT | 3,823,600円 3,851,100円 | 4,154,700円 4,182,200円 | ||
VS White Selection | 6MT 6EC-AT | 3,864,300円 3,891,800円 | 廃止 | ||
VS Terracotta Selection | 6MT 6EC-AT | 3,864,300円 3,891,800円 | 廃止 | ||
RS | 6MT | 3,988,600円 | 4,308,700円 |
カーリースの「SOMPOで乗ーる」なら頭金0ボーナス払い0でも月額3万円台で今すぐロードスターに乗れる!
「SOMPOで乗ーる」は、頭金0円、自動車税込みで、月額1万円台から新車に乗れるカーリースサービスです。安心の「フルメンテプラン」やお手軽な「シンプルプラン」、シニアの助けになる「免許返納オプション」など、利用者のカーライフに寄り添ったプランやオプションが充実しています。また、カーシェアサービス「エニカ(Anyca)」との連携で、カーリース維持費の軽減も可能です。
「SOMPOで乗ーる」は、スポーツカーのようなセカンドカーに最適な月間走行距離500kmのプランがあります。月間走行距離を低くすることによって毎月の支払額を抑えることができます。
例えばマツダ ロードスター Sの場合なら、シンプルプラン・月間走行距離500km・リース期間5年(頭金0・ボーナス払い0)の設定で毎月の支払額は30,120円とリーズナブルです。月間走行距離を1000kmにしても31,800円です。
もしリース契約した車が気に入った場合は、リース期間を延長したり、リース契約終了時に車を貰えるプランに変更することもできます。
「SOMPOで乗ーる」の特徴
- 契約満了後は車がもらえる:カーリース契約満了後は、そのままマイカーにできるので払済リース料金が無駄になりません。不要であれば返却することもできます。
- 最短10日の即納車:車がすぐに必要な場合に備えて、最短10日で納車できる車が用意されています。
- メーカーを横断して車選びができる:国産車・輸入車を問わず300種以上のラインアップの中から希望の車を選択できます。
- 試乗できる:契約する前の試乗も可能です。
- カーリースでも中途解約できる:中途解約金なしで車を返却できる有料のオプション設定があります。
- 1~9年の契約年数:契約年数は1年から年単位で9年まで選択可能です。リース契約終了後は、「新契約」「再契約」「返却」「車がもらえる」の選択肢があります。
- 月間走行距離は最短250キロから3000キロでカスタマイズ可能:週末しか乗らない場合など、月間走行距離を低く設定することによりリース料金を安くできます。
- 任意保険の等級は引き継ぎ可能:現在加入している自動車保険を引き継ぎ可能で、等級も引き継がれます。
- 整備先も今までと同じでOK:ディーラー・整備先は今まで通りでも契約可能です。
- カーシェアできるカーリース:「SOMPOで乗ーる」でリース契約した車は、カーシェアサービスのAnyca(エニカ)で貸し出すことが可能です。これによって毎月の支払額を抑えることができます。
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