前回PS5用のゲーミングモニターを探していたら、偶然ドルビーアトモスの存在を知ってすっかり気になってしまいました。ドルビーアトモスは、最新の音声フォーマットでいわゆる「立体音響」です。これは新たな感動体験があるに違いないと思い、ドルビーアトモスのことを徹底的に調べ、そして遂に「自室をミニシアター化計画」がスタートしました。必要な機材などは後で紹介しますが、ホームシアターの司令塔であるAVアンプにはヤマハの「RX-V6A」を選んだので、実際に使ってみた感想などをレビューしていきます。ホームシアターシステムを一度構築してしまえば、その後の人生において「ゲーム」「映画」「音楽・コンサート」「テレビ番組」のすべてがより一層楽しくなるので、これらが趣味の人には超おすすめです。
ドルビーアトモスとは
ドルビーアトモスは、ドルビーラボラトリーズが開発した、映画や音楽などエンターテイメントをより臨場感豊かに楽しめる、画期的な音響技術です。従来のサラウンドサウンドが前後左右の音を再現していたのに対し、ドルビーアトモスは上下方向の音も加えることで、まるで音が空間に浮かんでいるような、立体的な音場を作り出します。
ドルビーアトモスの特徴
- オブジェクトベースオーディオ: 音を個々のオブジェクトとして扱い、自由に配置できるため、より自然な音の動きを実現します。
- 上下方向の音: 天井や壁に設置されたスピーカーから音が降り注ぐことで、よりリアルな音の空間を再現します。
- 没入感: まるでゲームや映画の世界の中にいるような、圧倒的な臨場感を体験できます。
- 様々なコンテンツに対応: 映画、音楽、ゲームなど、幅広いコンテンツでドルビーアトモスを楽しむことができます。
- 圧倒的な臨場感: まるで映画の世界の中にいるような、没入感の高い体験ができます。
- 臨場感あふれる音楽鑑賞: 音楽をより立体的に、そして臨場感豊かに楽しむことができます。
- ゲームの世界観を深める: ゲームの世界観をより深く、そしてリアルに体験できます。
ドルビーアトモスの仕組み
ドルビーアトモスは、オブジェクトベースオーディオという技術を採用しています。従来のサラウンドサウンドが、音声をチャンネルに割り当てて再生するのに対し、オブジェクトベースオーディオは、個々の音をオブジェクトとして扱い、自由に配置することができます。このため、音は固定されたスピーカーからではなく、空間全体に自由に動き回ることができ、より自然な音の動きを実現します。
ドルビーアトモスを楽しむためには?
ドルビーアトモスを楽しむためには、以下のものが必要です。
- ドルビーアトモスに対応したコンテンツ:映画、音楽、ゲームなど、ドルビーアトモスに対応した作品を選びましょう。
- ドルビーアトモスに対応した再生機器:PS5、Fire TV Stick、4K Ultra HD対応ブルーレイレコーダーなど再生機器がドルビーアトモスに対応している必要があります。
- ドルビーアトモスに対応したTV:ドルビーアトモスに対応したスピーカー内臓のTV、もしくはAVアンプやサウンドバーを接続して外部スピーカーを設置する場合は、TVのHDMI端子がARCまたはeARCに対応している必要があります。
- ドルビーアトモスに対応したオーディオ機器:AVアンプやサウンドバーなどを接続する場合、それらがドルビーアトモス対応機器である必要があります。
- 複数のスピーカー:前方、左右、後方、さらに天井や壁に設置できる複数のスピーカーがあると、より臨場感のあるサウンドを楽しめます。
自室をミニシアター化計画がスタート
今回ホームシアターシステムを組むのは、リビングなどの広いスペースではなく、6畳程度の一般的な部屋の限られたスペースで作る「ミニシアター」です。本棚などに置けるサイズの小型スピーカーを周囲に設置してサラウンド環境を構築していきます。その際、いきなり全てのスピーカーを設置するのではなく、徐々にスピーカーを増やしていき、変化の違いを感じて楽しみながら「チューニング」していくつもりで始めました。
6畳の部屋で楽しめるホームシアターの予算は約20万円
筆者が6畳の部屋に作ったホームシアターの最終的な金額はオーディオ類だけで約20万円でした。20万円の予算があれば6畳の部屋で十分に楽しめるホームシアターが完成します。こちらの記事では完成したホームシアターの機器や予算を公開しています。
AVアンプはドルビーアトモス対応のヤマハ RX-V6Aをチョイス
まず最初に、テレビに外部スピーカーを設置してドルビーアトモスの音声を再生するには「AVアンプ」というものが必要であるということを知りました。AVアンプは、ホームシアターの各種設定を行う司令塔のようなもので、TVと接続し、さらにスピーカーもAVアンプに接続します。そしてAVアンプ自体もドルビーアトモスに対応している必要があります。
今回筆者が選んだAVアンプはヤマハの「RX-V6A」です。RX-V6Aは、ヤマハのドルビーアトモスに対応したAVアンプのエントリーモデルです。定価は88,000円ですが各種ECサイトで新品が5万円くらいで購入できます。接続できるスピーカーの数は「7スピーカー+サブウーファー」でハイトスピーカー(天井スピーカー)は2つまで接続でき、いわいる「5.1.2ch」という構成になります。もしこれ以上のスピーカーを設置したい場合は、上位機種の購入が必要です。
ヤマハ RX-V6Aの特徴
- ドルビーアトモスやDTS:Xなどの音声フォーマットによる包み込まれるような立体音響が体験可能。
- トップスピーカーやハイトスピーカーなしで3次元音場をバーチャル再生できる「Dolby Atmos Height Virtualizer」機能搭載。
- 4k/120Hz入出力に対応したHDMI端子を搭載し、ゲームプレイに最適な最新規格(ALLM,VRR)に対応。
- ARC及びeARC端子を持つTVとHDMIケーブル1本で接続可能。
- ヤマハ独自の音場創造技術「シネマDSP 3D」機能で、映画、テレビ番組、ゲームなどの映像コンテンツと、CD再生や音楽配信など音楽鑑賞に適した複数の音場プログラムを選択可能。
- YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)は、部屋の音響とシステムを分析し、各スピーカーの音量を調整して、ボタン一つで部屋に最適なサウンドが実現。
- 映画やゲームだけでなく、音楽鑑賞として高音質なハイレゾ音源のロスレス音声フォーマットを再生できる「ネットワークオーディオレシーバー」としての機能も備え、Amazon Musicなどの音楽配信サービスとの相性が抜群。
- AirPlayを用いてスマートフォンで再生できる音楽(ストリーミング配信など)をAVアンプに接続したスピーカーで鳴らしたり、Bluetooth対応機器など無線接続に対応。

RX-V6Aは人気があるせいか、中古品はほとんど出回っていなかったので新品で購入しました。

RX-V6Aの本体は結構厚みがあるので、コイツを収納するスペースを確保しなければなりません。
外形寸法(幅×高さ×奥行):435W×171H×377Dmm
HDMI入力端子は7つありますが、「4k/120Hz」に対応した端子は3つ(1~3番)なので、PS5などはここに接続しましょう。
HDMIケーブル選びは超重要!ここを間違えるとドルビーアトモスできない!
ヤマハのAVアンプ「RX-V6A」にはHDMIケーブルが付属していないので別途購入する必要があります。このHDMIケーブルは、TVのARCまたはeARC端子とAVアンプを繋ぐもので、間違ったHDMIケーブルを選ぶとドルビーアトモスの音声を再生できなくなります。仮にドルビーアトモスで再生できたとしても、eARC接続の場合はHDMIケーブルの規格が「2.1」でないと非圧縮の高音質が再生できません。ちなみにHDMIケーブルには下位互換性があるので、2.1規格のものを使用すればeARCとARCのどちらにも対応できます。

TVとAVアンプの接続はHDMIケーブル1本でOKです。長すぎるケーブルは信号が劣化するので必要最低限の長さを選びましょう。筆者は1m(1000円くらい)のものを購入しました。
厄介なことに必ずしも「HDMI 2.1規格」と表記されているわけではありません。他に「Ultra High Speed」「イーサーネット対応」「eARC対応」などと書いてあればOKです。

このHDMI 2.1ケーブルをAVアンプ背面の「HDMI OUT」に接続します。

一方TV側は、TVのHDMI端子の「ARC」または「eARC」端子に接続します。
TVとAVアンプの接続はこれだけで終わりです。あとはAVアンプにスピーカーを接続して設置すれば完了です。作業はこれだけなので思ったより簡単にホームシアターができそうです。
↓ HDMIケーブルで迷ったらこれを選べばOK ↓
ARCでもドルビーアトモスできる
インターネットを見ていると「ARCだとドルビーアトモスできない」という記事を見かけますが、そんなことはありません。ARCでもドルビーアトモスの音声を再生できます。筆者が使用したTVは4kはおろか、フルHDでもなく、その下のHD画質の「3万円くらいの普通のTV」です。HDMI端子もARC対応ですが、これでドルビーアトモスの音声を再生できています。
ではドルビーアトモスの再生において、ARC(Audio Return Channel)とeARC(Enhanced Audio Return Channel)では何が違うのでしょうか。下記の比較表はヤマハ公式サイトから引用したものです。
音声コーデック | 音声フォーマット | ARC | eARC |
---|---|---|---|
非圧縮 | リニアPCM 2ch | 〇 | 〇 |
圧縮 | Dolby Digital/Dolby Digital Plus | 〇 | 〇 |
圧縮 | DTS/DTS-ES | 〇 | 〇 |
非圧縮 | リニアPCM 5.1ch/7.1ch | - | 〇 |
非圧縮 | Dolby TrueHD | - | 〇 |
非圧縮 | DTS-HD Master Audio | - | 〇 |
圧縮 | Dolby Atmos (Dolby Digital Plus) | 〇 | 〇 |
非圧縮 | Dolby Atmos (Dolby TrueHD) | - | 〇 |
非圧縮 | DTS:X | - | 〇 |
つまりドルビーアトモスの再生においては音声が「圧縮」か「非圧縮」かの違いで、もちろん非圧縮の方が高音質になります。一般的に圧縮の場合はデータ容量が小さいので動画配信サービスで使われ、非圧縮はデータ容量が大きいのでブルーレイディスクなどで採用されています。両者にどれだけの差を体感できるか不明ですが、筆者は今後「4k/120Hz/低遅延/eARC」を満たすPS5に完璧なTVまたはゲーミングモニターを購入予定なので、その際に圧縮と非圧縮の違いが分かればレビューしたいと思います。ちなみにこれらの条件を満たした現時点での候補は下記の2台です。
32インチならDell AW3225QF ゲーミングモニター
42インチならLG 有機ELテレビ OLED 42C3PJA
両者の共通点は、共に有機ELパネルを採用している点です。有機ELパネルを選んだ理由は、映像が綺麗だからではなく、応答速度が速いという点です。(主にゲーム用として)
ちなみにPS5は空間オーディオに対応したゲームだけでなく、ディスクドライブ搭載モデルならブルーレイディスクやウルトラブルーレイディスク(4k画質)が再生できるので「ブルーレイ再生機」としても使えるため、ホームシアターとの相性は抜群です。
スピーカーの準備
FL, FR:フロントスピーカー
出典:ヤマハ公式サイト
SL, SR:サラウンドスピーカー
FPL, FPR:フロントプレゼンススピーカー(ハイトスピーカー)
SW:サブウーファー
TVとAVアンプの接続は完了したので、次はAVアンプにスピーカーを接続していきます。上の図のように配置できれば理想ですが、生活部屋の一画を使ったミニシアターなので、ある程度妥協したスピーカー配置になりそうです。
フロントスピーカーは性能が良いものを購入したいと思っていて中々決まらないので、まずはサラウンドスピーカーから購入することにしました。AVアンプがヤマハなのでスピーカーもヤマハで統一したいという思いが湧いてきたので、ヤマハの公式サイトを覗いていると本棚に収まりそうな丁度いいサイズのスピーカーを発見しました。
サラウンドスピーカーとしてヤマハ NS-B210を購入


ヤマハNS-B210の寸法は「105W×215H×132Dmm」で部屋でミニシアターをやるのに丁度いいサイズ感です。即決した理由はNS-B210のリーズナブルな価格で、定価7,480円(1台)ですがアマゾンで新品が5千円台で購入できます。そしてスピーカーケーブル付属というのもオーディオ初心者には嬉しいポイントです。スピーカー単品での購入が初めての筆者は、ヤマハという有名なブランドのスピーカーが意外と安く買えることに驚きでした。結局1台目は新品(5,600円)をアマゾンで購入し、2台目はメルカリで新品未開封品が4,680円で出品されていたものを購入しました。
型式 | フルレンジ密閉型(非防磁) |
---|---|
スピーカーユニット | 8cmコーン型フルレンジ×2 |
再生周波数帯域 | 75Hz~35kHz(-10dB)、~50kHz(-30dB) |
インピーダンス | 6Ω |
許容入力 | 40W |
最大入力 | 120W |
出力音圧レベル | 86dB/2.83V,1m |
入力端子 | バナナプラグ対応ネジ式 |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 105W×215H×132Dmm |
質量 | 1.6kg |
付属品 | スピーカーケーブル(10m)、取扱説明書 |
定価(税込) | 7,480円(1台) |
中古品であれば2台セットが5千円台でメルカリに出品されています。中古品の場合はスピーカーケーブルの有無もチェックしましょう。
まずは2スピーカーだけでゲーム、映画、音楽などを試してみる
上記のサラウンドスピーカー用に購入したヤマハNS-B210を実際に手に取ってみると、ずっしりとして剛性感が高く「部屋の一画でミニシアターレベルなら十分に良い音を鳴らしてくれそう」という気がしたので、まずはこのNS-B210をフロントスピーカーとして2スピーカーだけで色々試してみることにしました。

スピーカーケーブルは付属のものを用いました。スピーカーケーブルは二本一組になっていて、片方に色が付いています。写真だと見えにくいですが本体に「+、-」の表記があるので、スピーカーの「+」に接続した線をAVアンプの「+」に接続すればOKです。同様に「-」と「-」同士も接続します。

こちらはAVアンプの背面です。今回はフロントスピーカーとして用いるので、「FRONT」の「L」と「R」にそれぞれ接続します。

厚みのあるAVアンプのためにテレビ台の下を整理して何とか収め、接続したスピーカーをテレビ台の左右に置いてみました。TVのサイズは32インチで、テレビ台の幅は約1mです。まずはこの2スピーカーだけで色々と試してみたいと思います。
ゲーム編:2スピーカーだけでも超優秀!空間の広がりを感じることができる
AVアンプに付属のリモコンでシネマDSP 3Dの音場プログラムを「Action Game」に設定して、ニンテンドースイッチの「モンスターハンターライズサンブレイク」をプレイしてみました。サラウンドスピーカーが接続されていない状態で音場プログラムを選択すると「前方のスピーカーだけで後方の音場を創り出す」ということが説明書に書いてあるので、どんな感じになるのか楽しみです。先ず、装備などの準備をする場所である港町のエルガドでは、波の音に包まれる感じや木造の船が軋む音がリアルで実際に港町にいる雰囲気に浸れます。町の中の水車やトロッコなどは「音の位置情報」を持っていて、それらがある方向から音が聞こえてきて、街全体が常に活動している様子が上手く表現されています。この立体感のある空間表現は、まるで自分がゲームの世界に入り込んだかのような雰囲気にさせてくれます。既に拠点にいる段階でテンションが上がりましたが、次は闘技場を選んで狩りに出てみます。始まってすぐに闘技場のBGMで今まで聞こえなかった(聞こえにくかった)ドンドンという太鼓の音が一層強調されて聞こえ、本当はこんなにカッコイイBGMだったのかと感心し、これまたテンションが上がります。モンスターとの戦闘では、2スピーカーなので流石に後ろから音は聞こえてきませんが、空間表現が優秀なのでモンスターや仲間のハンターとの位置感覚が結構リアルに伝わってきます。いつもより断然楽しくなったので思わず長時間やり込んでしまいました。
そのほかにも色々なゲームを試してみましたが、全てのソフトがサラウンドに対応しているわけではなく、ステレオ再生にしか対応していないソフトもあったので、モンハンのように「作り込まれたソフト」でないと楽しめません。

ニンテンドースイッチをホームシアターで楽しむためにはゲーム機本体の設定が必要です。
「設定」→「テレビ出力」→「テレビのサウンド」から「サラウンド」を選択します。
これで2スピーカーだけでもかなりの「サラウンド感」を感じることができます。
PS5の設定はこちら↓

AVアンプの音場プログラムはアクションゲーム用にチューニングされているという「Action Game」を選んでプレイしました。他にも色々な音場プログラムがあり、付属のリモコンで瞬時に切り替えできます。

2スピーカーでも驚きの感動体験があったので、さらに音を良くするために空き箱を使ってスピーカーを耳の高さに合わせてみました。見た目は悪いですが、これが大正解で、こっちの方が「仮想空間に入った感」が断然あります。ブックシェルフスピーカーを用いるなら高さを合わせるためにスピーカースタンドとセットで導入する必要があることを学びました。
映画編:小型スピーカーを並べてミニシアターを作るならサブウーファーが必須
アマゾンのプライムビデオで映画を視聴してみましたが、さすがに密閉型の8cm径スピーカーでは低音が足りず、映画に必要な迫力が全然出ません。小型のスピーカーを並べてミニシアターを作るなら、スピーカーサイズを補う低音を出すためのサブウーファーが絶対に必要だと感じました。
音楽編:CD再生、AirPlayなどオーディオ機器としての性能を2スピーカーでチェック
- CD再生:まずは基準としてCDを再生してみました。CDの再生はPS3をAVアンプに接続して行いました。サラウンドスピーカー用に購入した小型スピーカーなので評価は難しいですが、スピーカー性能に見合ったミニコンポの様な音は出ている印象なので、高性能のスピーカーを接続したときの期待が持てます。
- AirPlay:次は無線接続としてスマートフォンの音声をAVアンプに飛ばせるというので試してみました。まず便利だと思ったのがTVの電源を入れなくてもいいことです。AVアンプの電源を入れてスマートフォンとAirPlayで接続すれば、スマートフォンをリモコンとしてオーディオ機器のように音楽を再生できます。
まずはアマゾンプライム会員特典で利用できるAmazon Musicの無料版(ランダム再生のみ)を再生してみましたが、これがまったく問題外の音質で音楽鑑賞したいという気分になりません。表現するのは難しいですが、明瞭さがなくて「薄い」といった印象です。Amazon Musicで音楽鑑賞するならCD以上の高音質も聴けるという有料版のAmazon Music Unlimitedで利用するのが必須でしょう。Amazon Music Unlimitedは、ドルビーアトモスに対応した専用の楽曲も配信しているということなので、天井スピーカーを含めた7スピーカー(5.1.2ch)のホームシアターシステムが完成したら試してみたいと思います。
続いてYouTube Musicの無料版を同じくスマートフォンからAirPlayで接続して聴いてみましたが、こちらは無料版でもCD再生と遜色ないくらい高音質です。YouTube Musicの無料版はAmazon Musicの無料版と違い選曲できる点はいいのですが、曲と曲の間にCMが入り(アルバムでも入る)、曲を聴きながらのスマホいじり(バックグラウンド再生)ができません。この点を許容できるのであれば、無料版でも高音質なのでAirPlayでも音楽鑑賞として十分楽しめます。
AirPlayは、伝送できるデータ量に上限があります。Amazon Music Unlimitedなどのハイレゾに対応している楽曲を最高解像度で楽しむにはAirPlay以外の再生方法がおすすめです。
7スピーカーにしたら別世界!ホームシアターの本領発揮!
2スピーカーだけでひと通り試して色々なことがわかったので、その経験を活かしていよいよ「5.1.2ch」のドルビーアトモスに対応したスピーカー配置にチャレンジしていきます。ここでもいきなり本格的なスピーカーを導入するのではなく、まずは練習的に小型のスピーカーを配置して様子を見る方針にしました。そこで残りのスピーカーは中古品を購入します。
メルカリはお宝の宝庫!憧れのブランドも激安で手に入る!
メルカリには多数の中古スピーカーが出品されていて選び放題です。型落ちにはなりますが定価数十万円の高価な有名ブランドのスピーカーも手頃な価格で出品されているので、見ているだけでもワクワクします。そしてホームシアター入門に最適な小型スピーカーセットも安く出品されているので早速購入してみました。

DENON 5スピーカーセット
スピーカーケーブル付き
価格 4,680円(送料込み)
なんと4千円台で5つのスピーカーをゲット出来てしまいました。しかもスピーカーケーブル付きです。スピーカー径は、センタースピーカーが8cmフルレンジ×2で、残りの4つは8cmフルレンジ×1です。小型なのでミニシアターにピッタリで天井への設置も楽そうです。これで先に購入した2つのスピーカーと合わせて7スピーカー化が実現するので楽しみです。サブウーファーの導入は一旦見送って、まずはこの7スピーカーで「5.0.2ch」のスピーカー配置を試してみたいと思います。
メルカリ新規登録時に招待コードの入力で500円分のポイントがもらえる!
メルカリはネットショッピングとして購入するだけの目的でもOKです。「app store」や「Google Play Store」からアプリをダウンロードして会員登録すればすぐに使えるようになります。下記の招待コードを入力してメルカリに会員登録すると500円分のポイントがもらえます。
↓ 招待コード ↓
TZNXVU
※本キャンペーンは予告なく変更・終了する場合があります。
7つのスピーカーの設置作業(5.0.2ch配置)

サラウンドスピーカー推奨の配置は視聴位置の斜め後ろ辺りですが、良い置き場所がなかったので、妥協して真後ろの本棚に設置しました。耳の高さくらいの位置に合わせてあります。これだとサラウンドではなくサラウンドバックの配置になりますが、AVアンプの仕様的にサラウンドバックに接続するとハイトスピーカーが使えないということなので、スピーカーケーブルはAVアンプのサラウンドに接続しました。生活部屋の一画を利用したミニシアターなので色々な制限があるのは承知の上なので、一旦これで試してみます。

ハイトスピーカーはカーテンレールのフックに引っ掛けてみることにしました。

実際にスピーカーをカーテンレールのフックに引っ掛けてみましたが、角度がかなり下を向いています…

スピーカーが下を向いていたので、スピーカーの後ろに発泡スチロールのスペーサーを噛ませて角度調整をしました。視聴位置の耳の高さに向くように合わせてあります。
今回は、天井スピーカーをフロントハイトの位置に設置しましたが、頭上(トップミドル)に設置した場合との比較もやってみました↓

最後はセンタースピーカーをTVの前に置いて、「5.0.2ch」のスピーカー配置が完成しました。これで念願のドルビーアトモスが体験できるということでワクワクします。
各スピーカーの音量はYPAOで自動調整
ヤマハのAVアンプ RX-V6AにはYPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)という機能があり、接続したスピーカーの数や視聴位置との距離を検出し、各スピーカーの音量バランスを自動で調整してくれます。

まずは付属のYPAO用マイクを本体前面のYPAO端子に接続します。

YPAO用マイクを視聴位置の耳の高さに設置します。
サブウーファーを接続している場合は、サブウーファーの音量を半分にして、クロスオーバー周波数を最大に設定します。

YPAOマイクを本体に挿すと、TVに測定開始表示が出るので、準備が出来たらリモコンのENTERを押すと測定が開始され、1分くらいで距離の計測と音量調整を自動でしてくれます。

このように部屋の状況に合わせて各スピーカーの音量を自動で調整してくれますが、お好みでプラスマイナス10dBまで手動で変更できます。変更する場合はリモコンのSETUPを押して設定に進みましょう。
なかなかドルビーアトモスにたどり着かない
ハイトスピーカーを含めた「5.0.2ch」のスピーカーを配置し、YPAOによる音量調整まで済ませたので、いよいよ念願のドルビーアトモスを試す時が来ました。視聴にはドルビーアトモス対応作品が豊富なNetflix(ネットフリックス)を選びました。Netflixが使いやすい点は、ドルビーアトモスに対応した作品に「Dolby ATMOS」のアイコンが表示されることです。再生する前の段階で対応・非対応が分かるので非常に便利です。Netflixでドルビーアトモスの音声を再生するにはプレミアムプランを選ぶ必要があるので、筆者も広告つきスタンダードプランからプレミアムプランに切り替えました。そして、次は「何で再生するか」という機器の問題ですが、筆者は今までTVでNetflixを視聴するときはPS3のNetflixアプリで再生していました。しかしPS3がドルビーアトモスの音声に非対応なことは知っていたので、ダメもとで試してみましたが、案の定「ATMOS」アイコンは表示されませんでした。ちなみにPS3のNetflixアプリだと「5.1」アイコンが表示されます。おそらくPS5で再生すればドルビーアトモスで再生することは可能だと思われますが、PS5 Proを購入予定だった筆者はこの時点で発売されていなかったので、別の再生機を探すことにしました。
Fire TV Stickは手頃な価格でドルビーアトモスを体験できる再生機
PS3でドルビーアトモスの音声が再生できないので、別の再生機を検討しなければなりません。この時点でPS5 Proの発売まで2か月以上あり、とても待っていられなかったので「Fire TV Stick」を購入することにしました。価格は6,980円からと手頃で、現行モデルであれば全てドルビーアトモスに対応しています。筆者は4kのモニターを購入予定だったので「Fire TV Stick 4K」を購入することにしました。Fire TV Stickは、ストリーミングメディアプレイヤーで、Prime Video、YouTube、Netflix、TVer、U-NEXT、DAZN、ディズニープラス、FOD、Apple TV+など様々な動画配信サービスに対応しています。接続はFire TV Stick本体をTVのHDMI端子に挿して電源をコンセントに繋げばOKです。インターネット配信なのでwifi環境も必要です。

Fire TV Stickをホームシアターで使う際の注意点は、TVではなくAVアンプのHDMI端子に繋ぐようにすることです。TV側の規格がわからないHDMI端子に接続するとドルビーアトモスで再生できない可能性があります。ヤマハのAVアンプ RX-V6Aはドルビーアトモスに対応しており、HDMI端子は7つあります。他にもゲーム機やBlu-rayプレイヤーなど全てAVアンプのHDMI端子に接続すれば、AVアンプに付属のリモコンで入力の切替が瞬時にできます。ちなみにFire TV Stickの画面操作もAVアンプのリモコンからできます。

Fire TV Stickを起動してNetflixで作品を選ぶと、ドルビーアトモス再生の条件を満たしたので、TV画面に念願の「ATMOS」アイコンが表示されました。
たまにフリーズしてしまう重い操作感のPS3版Netflixアプリと違い、Fire TV Stickはサクサク快適に動きます。

こちらは、AVアンプのフロントディスプレイです。AVアンプもドルビーアトモスの音声を認識しています。
早速Netflixでドルビーアトモスに対応した作品である「ミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONE」を視聴してみました。スピーカーが後方と頭上に追加されたことにより、音が色々な方向から聞こえてきます。砂漠の砂嵐のシーンでは、周囲のスピーカーから風の音が聞こえ、自分が砂嵐の中にいるようです。それと同時に飛び交う銃弾があらゆる方向から聞こえ、敵に囲まれて四方八方から銃撃を受けている緊迫した場面がリアルに体感できます。この衝撃体験に思わずニンマリしてしまい、ホームシアターを組んで大正解だと思いました。自宅で、しかも自分の部屋の一画でこのような衝撃体験がいつでも気軽に味わえるというのは本当に最高です。以前はNetflixでアニメばかり見ていた筆者ですが、ホームシアターを組んでからは、もう楽しすぎて毎日のように「ATMOS」マークを探して映画を見るようになってしまいました。ちなみにドルビーアトモスに対応していない「5.1ch」の映画でも十分に楽しめます。まだサブウーファーが無い状態で十分に楽しいので、ここにサブウーファーを追加して低音の迫力が加われば、ミニシアターとして完成の域に達したと言えそうです。

ドルビーアトモスの視聴に慣れてくるとフロントプレゼンススピーカー(ハイトスピーカー)がいつ鳴っているかが気になってきます。ヤマハ RX-V6Aのフロントディスプレイは、出力チャンネルの表示ができるので、どのスピーカーが鳴っているかリアルタイムで知ることができます。
ちなみにドルビーアトモスを活かしたおすすめの映画のひとつは、Netflixだと「ジュラシックワールド」です。人間より巨大な恐竜がテーマなだけあって、高さ方向の音響表現が豊富です。

何本か映画を見た後で、やはりサラウンドスピーカーの位置が不自然である気がしたので、試しに本来推奨される位置に設置して再びYPAOで音響のキャリブレーションを行いました。これまた見た目が悪いですが、この方が自然な聞こえ方で全く違和感がありません。絶対にこの位置に配置したいと思いましたが、部屋のど真ん中や押入れの中にスピーカーがあり、完全に生活圏内なので視聴する度に出したり片づけたりしなければなりません。しかし毎回設置する手間を差し引いても、聞こえ方が圧倒的に素晴らしいほうが勝るので、サラウンドスピーカーは移動しやすい小型のトールボーイタイプにしようかと思います。
テレビゲームは子供の遊びじゃない、7スピーカーにしたら大人の嗜好品に。
7つのスピーカーを設置したので、再びニンテンドースイッチのモンスターハンターライズサンブレイクをプレイしてみました。後方にスピーカーが追加されたことにより、モンスターや仲間のハンターが周囲のどこにいるかを感じることができ、ゲームの世界に入った感じが一層強まりました。2スピーカーでも空間表現が十分優秀でしたが、やはり後方のスピーカーから音が直接聞こえてくるという違いは大きいです。

拠点エルガドの水車の前に操作キャラクターを立たせてカメラをぐるりと一回転させると、水車がある方向のスピーカーから水車が回転する音が聞こえてきます。こんな風景の一部に過ぎない水車にも音の位置情報を持たせているあたりにエンジニアのこだわりを感じるカプコンには脱帽です。次回作のモンスターハンターワイルズの発売が楽しみです。
続いてニンテンドースイッチの「ドラゴンクエスト11S」をプレイしてみました。ドラゴンクエスト11SのBGMは、すぎやまこういち氏の名曲の数々がフルオーケストラで収録されています。7つのスピーカーを部屋中に設置したことにより、部屋が音で満たされて圧巻のフルオーケストラに鳥肌が立ちました。既にクリアしているゲームですが、なんとも贅沢な気分になり、無駄にフィールドを歩き回ったり戦闘を繰り返したりしてしまいました。この環境で最初からプレイしたかったですが、もうすぐHD-2D版ドラゴンクエスト3が発売されるのでそちらを待つことにしましょう。
大人になってからそれほどテレビゲームをしなくなった筆者ですが、ホームシアターを組んで環境が一変したので、これからPS5の3Dオーディオに対応した色々なゲームをホームシアターのサラウンド環境でプレイしてみたいという気持ちになり、ゲームが大好きだった子供の頃に感じたようなワクワク感が戻ってきました。
もし、ホームシアターの使用目的がPS5優先である場合はこちらの記事を参考にしてください↓
7スピーカーにしたらテレビの視聴も贅沢に!アップミックスが優秀
テレビに外部スピーカーを接続したのでテレビの音質が劇的に向上するのは嬉しいですが、それだけでなくヤマハRX-V6Aは、2chステレオの入力情報を勝手に7ch化してくれる「アップミックス」の技術が優秀です。スピーカー毎に担当が決まっていて、センタースピーカーがセリフを担当し、それ以外の周囲のスピーカーがBGMを担当しています。つまり、ある番組でナレーションだけのシーンではセンタースピーカーだけから音声が出力され、BGMが流れ出すと周囲のスピーカーからBGMが鳴りだします。番組の音声情報を見ても「ステレオ」と表示されているので、どのようにしてAVアンプがこのような分担をしているのか不思議です。
また、野球などのスポーツ番組では、解説者の声がセンタースピーカーから流れ、観客の歓声が周囲のスピーカーから流れるので、まるで自分がスタジアムにいるような臨場感が味わえます。
アップミックスとは?
アップミックスとは、簡単に言うと、音源のチャンネル数を増やす処理のことです。例えば、2チャンネルのステレオ音源を、5.1チャンネルや7.1チャンネルといったマルチチャンネル音源に変換するようなイメージです。
- チャンネル数の増加:ステレオ音源では表現できなかった、音の広がりや奥行きを再現できます。
- 臨場感の向上:音が空間全体に広がることで、より臨場感のある音場を構築できます。
- 旧来の音源の活用:古いステレオ音源でも、最新のサラウンドシステムで楽しむことができます。
7スピーカーにしたので高音質のAmazon Musicの有料版を試す
ハイトスピーカーを含めた「5.0.2ch」のドルビーアトモス環境ができたので、Amazon Musicを無料プランから有料プランのAmazon Music Unlimitedに切り替えました。無料プランでは損失の多い圧縮されたSD音質しか再生できませんが、有料プランは最低でもCD品質の「HD」と、曲によってはCDを超えたハイレゾ品質の「ULTRA HD」が再生できます。また、ドルビーアトモスで収録された楽曲には「ATMOS」アイコンが表示されます。そしてヤマハのAVアンプ RX-V6Aは、圧縮損失がないロスレスの再生に対応しているのでAmazon Music Unlimitedとの相性は抜群です。
早速、ULTRA HDの楽曲を再生してみましたが、ロスレスの24bit/96kHzは圧倒的に高音質です。一度再生して耳が慣れてしまうと、明瞭さが全然違うのでCD音質のHD(16bit/44.1kHz)では物足りなく感じてしまいます。一方、ドルビーアトモスで収録された楽曲も試しましたが、こちらは映画の時のように激しい音の動きがないので、特別に凄いというような感動はありませんでした。それよりもヤマハのAVアンプの音場プログラムである「シネマDSP 3D」の立体音響の再現力が優秀で、このシネマDSP 3Dの音場プログラムを色々と切り替えてる方が個人的には楽しめました。

いずれにしてもハイレゾ音源を十分に楽しむには広帯域で再生できるスピーカーが必要です。何を購入するか迷っていたフロントスピーカー選びの方向性が段々と定まってきました。
ハイレゾとは
ハイレゾとは「High Resolution Audio」の略でCDより高解像度の音源のことです。CDのフォーマットは16bit/44.1kHzと定められていて、ハイレゾはCDのスペックを超えたもの(例えば24bit/96kHzなど)です。この高解像度により、CDの録音で失われていた音がハイレゾでは再生可能なため、CDより高音質に聞こえます。

FLACは、「Free Lossless Audio Codec」の略で音質を損なうことなく元の音声データを圧縮できる音声フォーマットです。特にハイレゾ音源の配信でよく利用されています。ヤマハのAVアンプRX-V6Aは、このFLACでのロスレス再生が可能です。ホームシアターというと映画鑑賞のイメージが強いですが、RX-V6Aなら流行りの音楽配信サービスとマッチした「ネットワークオーディオプレーヤー」として音楽鑑賞も楽しめます。
ちなみにFLACで再生するには、スマートフォンのヤマハ MusicCastアプリ内のAmazon Musicから再生する必要があります。(スマートフォンのAmazon MusicアプリからAirPlayで再生するやり方だと音質が落ちます)

AVアンプの音場プログラムの一つである「Hall in Munich」は、
「内装材にシックな木の内張りが使われたミュンヘンにある2500席程度のコンサートホールです。繊細な美しい響きが豊かに拡がり、落ち着いた雰囲気を持っています。座席は1階の中央左寄りです。」
という設定で、他にも数種類の音場プログラムがあり、これらを曲や気分によって切り替えるのが実に楽しいです。こういう機能があるあたりが、ヤマハという楽器メーカーならではといった感じで、音楽好きにおすすめのAVアンプです。
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まとめ
ドルビーアトモスに興味を持ってから実際に自分の部屋にミニシアターを作ってみて本当に良かったと思っています。映画、ゲーム、音楽などホームシアターで楽しめるコンテンツが山ほどあるので、毎日が楽しすぎて時間がいくらあっても足りないくらいです。もしこれからホームシアターをやろうか悩んでいたら、筆者が自信をもっておすすめできます。設置も簡単なので中古のスピーカーを買って是非気軽に始めてみてください。
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さて、次回はいよいよ待望のスピーカーをグレードアップしたいと思います。ブックシェルフスピーカーだと別途スピーカースタンドを買う必要があるので、その必要がないトールボーイ型でハイレゾ音源の広帯域を再生できるスピーカーという方向性で探していこうと思います。(続く)