PS5でUHD Blu-rayをドルビーアトモスで再生する設定

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PS5のディスクドライブは、Ultra HD Blu-rayの再生に対応しています。再生する作品がドルビーアトモスに対応していれば、ドルビーアトモスの音声を楽しむことができますが、初期設定のままだとドルビーアトモスの音声が出力されません。この記事では、ドルビーアトモスで再生するするための設定方法を、「PS5本体の設定」と「ヤマハのAVアンプの設定」の2点を解説します。

目次

PS5本体の設定

STEP
再生中にオプションボタンを押す

ブルーレイ再生中にPS5のコントローラーの右上にあるオプションボタンを押して設定画面を開きます。

STEP
「・・・」を選ぶ

コントローラーのオプションボタンを押すと、テレビ画面上に情報やメニューが開きます。

下段の一番右にある「・・・」を押します。

STEP
「設定」を選ぶ

「・・・」を押すとメニューが開くので「設定」を選びます。

STEP
「音声フォーマット」を選ぶ

「設定」に入ったら「音声フォーマット」を選びます。

STEP
「ビットストリーム」を選択

音声フォーマットの中から「ビットストリーム」を選択します。

「ビットストリーム」を選んだ後に、PS5のコントローラーのオプションボタンを押したときに出てくる情報画面で「Multi ch」になっていたら設定完了です。

使用しているサウンドバーやAVアンプによっては以上でドルビーアトモスの設定は完了です。

ヤマハのAVアンプの場合は、AVアンプ側の設定も必要なので次に解説します。

ヤマハのAVアンプの設定

ドルビーアトモスに対応したヤマハのAVアンプを使用していて、上記の設定だけではドルビーアトモスにならない場合は、リモコンの「STRAIGHT」ボタンを押してみましょう。

ヤマハの場合、AVアンプに付属のリモコンの「STRAIGHT」ボタンを押せばドルビーアトモスの音声を出力できます。(再生する作品がドルビーアトモスに対応している必要があります)

ドルビーアトモスになっているか確認したい場合は、リモコンの「OPTION」ボタンを押してメニュー画面から「音声信号情報」を選びます。

信号方式が「Atmos」になっていればOKです。
※作品を一時停止すると信号が来ないので、必ず再生中にチェックしてください。

ドルビーアトモスで再生できないときの確認事項

作品がドルビーアトモスに対応しているか

全ての作品がドルビーアトモスの音声に対応している訳ではありません。ドルビーアトモスに対応しているかは、通常はパッケージの裏面に記載されています。
写真の「エイリアン:ロムルス」の場合は2枚組で、「ウルトラブルーレイ」がドルビーアトモス対応で、「ブルーレイ」が非対応です。
また、多くの作品では、英語版の音声のみがドルビーアトモスに対応しています。日本語吹き替えにするとドルビーアトモスにならないことが多いので注意しましょう。

オーディオ機器がドルビーアトモスに対応しているか

使用しているサウンドバーやAVアンプがドルビーアトモスに対応している必要があります。更に、サウンドバーやAVアンプをeARCに対応したHDMIケーブルでテレビと繋ぐ必要があります。迷ったらこちらのHDMIケーブルを選んでください↓

また、テレビ側もARCまたはeARCに対応したHDMI端子を備えている必要があります。つまり、

  • ドルビーアトモスに対応したサウンドバーやAVアンプ
  • ARCまたはeARC端子を備えたテレビ
  • 上の両者をeARCに対応したHDMIケーブルで繋ぐ

の3点を全て満たす必要があります。

PS5を直接テレビに繋いでいる場合

サウンドバーやAVアンプを使用せずにPS5を直接テレビに繋いで使用している場合は、テレビがドルビーアトモスに対応している必要があります。最近ではテレビそのものがドルビーアトモスに対応した商品も増えてきています。テレビの内蔵スピーカーで、ドルビーアトモスの音響空間を「バーチャル」に再現しようとする機能で、「バーチャル11.1.2ch」といった形で表現されることがあります。表現方法としてはサウンドバーに近いです。

筆者が使用しているLGのテレビは、テレビそのものがドルビーアトモスに対応しています↓

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