「ビットストリーム」は、PS5の音声出力設定の一つで、圧縮された音声データをそのままの形式で出力する方式のことです。
もう少し詳しく説明すると、
- 圧縮された音声データ:Blu-rayディスクやゲームソフトには、Dolby DigitalやDTSといった形式で音声データが圧縮して記録されています。
- そのまま出力:ビットストリーム設定にすると、PS5はこの圧縮されたデータをデコード(展開・変換)せずに、そのままAVアンプやサウンドバーなどの外部機器へ送ります。
- 外部機器での処理:受け取ったAVアンプやサウンドバーが、この圧縮された音声データをデコードし、それぞれのスピーカーに適切な音声信号を分配して再生します。
ビットストリーム設定のメリット
- 高音質:対応するAVアンプやサウンドバーを使用すれば、Blu-rayディスクなどに収録されているDolby AtmosやDTS:Xといったオブジェクトベースのより臨場感あふれるサラウンドサウンドを楽しむことができます。
- 機器の性能を活かせる:AVアンプやサウンドバーが持つデコード機能を最大限に活用できます。
ビットストリーム設定の注意点
- 対応機器が必要:ビットストリームで出力された音声データをデコードできるAVアンプやサウンドバーが必要です。テレビのスピーカーなど、PCM(非圧縮のデジタル音声)しか対応していない機器に接続すると、正常に音声が出力されない場合があります。
- 設定が必要:PS5本体の設定だけでなく、Blu-rayディスクの再生アプリ内でもビットストリーム出力の設定が必要な場合があります。
「リニアPCM」との違い
PS5の音声出力設定には「リニアPCM」という選択肢もあります。これは、PS5本体が圧縮された音声データをデコードし、非圧縮のデジタル音声信号として出力する方式です。
- リニアPCMのメリット:あらゆる機器で安定して音声を出力できます。AVアンプやサウンドバーが特定の音声形式に対応していなくても、PS5側でPCMに変換して出力するため、問題なく再生できることが多いです。
- リニアPCMの注意点:Dolby AtmosやDTS:Xなどのオブジェクトベースのサラウンドサウンドは、リニアPCMでは出力できません。
まとめ
「ビットストリーム」は、PS5の音声出力設定の一つで、圧縮された音声データをそのままの形式で出力する方式のことです。もし、お使いのAVアンプやサウンドバーがドルビーアトモスに対応していて、同じくドルビーアトモスに対応したBlu-rayディスクの作品を再生すれば、ドルビーアトモスの音声で楽しむことができます。
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