シバタイヤtw280をGTRの街乗り用として装着!数種類あるラインナップも紹介!

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前回筆者のGT-Rに装着したタイヤ(フェデラル595RS-PRO)が約4年経過して亀裂を発見したので交換することにしました。

次もフェデラルを履く予定でしたが、欠品&納期未定だったため、やむを得ず他のタイヤを探すことにします。条件はフェデラル595RS-PROと同じ価格帯の「4本で約9万円のハイグリップタイヤ」です。楽天市場で関連商品に表示されるタイヤを次々に眺めていると「シバタイヤ」が目に入りました。シバタイヤは広告などで見かけたことはありましたが知識はほとんどなかったので、公式サイトを覗いてみることにしました。

出典:シバタイヤ公式サイト

そして公式サイトのトップページで目に飛び込んできたのが「筑波サーキット ラジアルタイヤ最速」のフレーズです。「えっ、ガチじゃん」と思い、筆者も筑波アタッカーとして興味津々なので、少し調べてみることにしました。

シバタイヤについて

  • シバタイヤは柴田自動車株式会社という日本の企業が運営しているタイヤメーカーで2021年から販売開始、生産は中国のタイヤメーカーに外注している。
  • 「安くて、性能のいいタイヤ」がコンセプト。
  • 豊富なタイヤサイズを展開。
  • サーキット用、ジムカーナ用、ドリフト用など用途によってコンパウンドが選べる。
  • 各地のサーキットでラジアルタイヤ最速記録を更新。
  • 自社レーシングチームでドリフト競技に参戦し、タイヤ開発にフィードバック。
  • スポーツタイヤだけでなく、コスパに優れるコンフォートタイヤやスタッドレスタイヤも展開。

なるほど、コンパウンドが選べるというのは珍しいラジアルタイヤですね。レコードタイムを出したのはタイヤに熱を入れないとグリップしないタイプのコンパウンドのようです。

さて、新興タイヤメーカーが各地のサーキットで次々とレコードタイムを記録している理由は分かりましたが、コンパウンドが選べて用途によって使い分けできるというのは面白そうです。ユーザーが理解して使う分には全然アリだと思います。Sタイヤも開発中ということで、リーズナブルなSタイヤが発売されたら走り屋には嬉しい限りです。自社レーシングチームでドリフトに参戦していることも含め、いま勢いに乗っている熱いタイヤメーカーという感じが伝わってきました。

そして利用者のリアルな声が気になったので「みんカラ」を覗いてみましたが、既に多くのシバタイヤユーザーがいて評判は良さそうに感じました。

シバタイヤのスポーツタイヤラインナップ

シバタイヤのスポーツタイヤは、2種類のラジアルタイヤ(R23とR31)と開発中のSタイヤ(R50)と競技専用のスリックタイヤ(R60)があります。

出典:シバタイヤ公式サイト

シバタイヤでラジアルタイヤを選ぶ場合は、「R23」か「R31」のどちらのタイプにするか選びましょう。特徴は下記の通りです。

  • R23:深溝タイプでライフ重視のラジアルタイヤ。走行会や耐久レース向き。タイヤサイズが豊富。
  • R31:浅溝タイプでタイムアタックに特化したラジアルタイヤ。R23より高剛性。浅溝だがR23よりウェット性能に優れる。タイヤサイズは少ない。
  • R50:開発中のSタイヤ。
  • R60:スリックタイヤ(競技専用)

用途によって選べるコンパウンド

シバタイヤのラジアルタイヤで「R23」か「R31」かを決めたら次はコンパウンド(ゴムの配合)を選びます。シバタイヤではこのコンパウンドのことを「TW(トレッドウェア)」と呼称しています。そして選べるTWは、サーキット用、ジムカーナ用、ドリフト用の3種類があります。

  • 200R(サーキット用):全国のサーキットでコースレコードを出しているコンパウンド。熱入れが必要で作動温度は50度に設定されている。
  • 280・280R(ジムカーナ用):
    • 280:R23用で、熱を入れなくてもグリップするため、ストリートやジムカーナなど幅広く使えるコンパウンド。路温や気温に影響されずウェットでも使えて通年利用することが可能。
    • 280R:R31用のコンパウンドで280の進化版。
  • 300・240(ドリフト用):
    • 300:ドリフトのリアタイヤ用として開発されたローグリップモデル。
    • 240:ドリフト用の旧モデル。ユーザーからの熱い要望により廃番にせず主要6サイズのみを展開。

シバタイヤの街乗り用として最適なのはどれ?

サーキット走行などはせず、シバタイヤを街乗り用として使う場合は、タイヤライフ重視で熱を入れなくてもグリップする「R23のTW280」がおすすめです。筆者の街乗り用GT-Rもこのモデルを装着しています。

街乗り仕様のGT-Rに装着してシバタイヤを試す!

最近の世の中はネット環境が充実してきて買い物もとても楽になりました。タイヤの購入もスマホで選んで送り先を行きつけのショップに設定すればOKです。今回の購入は楽天市場を利用します。金額が大きかったので(約9万円)大量ポイント獲得のチャンスとみて、「お買い物マラソン」「0と5の付く日」「楽天イーグルス勝利」「楽天証券で投資信託を購入」などを併用して、可能な限りポイント還元率をアップさせて購入しました。

今回筆者のGT-Rに装着したシバタイヤは、R23のTW280でタイヤサイズは「255/35R18」です。以前ツライチに調整してからバンプ時にタイヤがインナーフェンダーに干渉するようになったので、今回は前回のサイズ(245/40R18)より小さい外径にしてみました。

タイヤサイズ外径(直径)スピードメーター誤差備考
245/45R17652mm0%R33GT-R純正サイズ
245/40R18653mm-0.15%R34GT-R純正サイズ
255/35R18636mm+2.5%
265/35R18643mm+1.39%
R33GT-R タイヤサイズ比較

上の表を見ると今回選んだ「255/35R18」は、純正タイヤサイズに比べてタイヤの外形がかなり小さくなっていることが分かります。ギヤ比がローギヤード化されて、体感できるレベルの加速重視となりました。ビュンビュン加速するので街乗りでは意外と楽しいです。

気になるグリップ力は、街乗りだけなので何の不満もありません。安くて最高です。タイヤパターンを実際に目にすると、2本の縦溝は意外と太いので、雨の日でも安心できそうです。筆者のタービン交換されたGT-Rで、試しに1速と2速でアクセルを踏み込んでみましたが、トラクションがしっかりと掛かり強烈な加速Gを感じることができたので、グリップ力は十分だと思います。ちなみに街乗りでの空気圧はいつも2.5キロくらいにして乗ってます。空気圧の減り具合や耐久性など気付いたことがあれば追ってレポートします。

約4か月後のレビュー

週に1回の走行で約4か月間街乗りで使用してきましたが、依然高いグリップ力を維持していて、アクセルを踏み込むのが実に楽しいです。シバタイヤのR23 TW280は、タイヤが冷えていてもグリップしてくれる点が、街乗りとの相性が良くて気に入っています。空気圧の減り具合は、1か月に0.1キロ程度減少します。

→ 楽天市場でシバタイヤ R23 280を見る → ヤフーショッピングでシバタイヤ R23 280を見る

アマゾンでは取り扱いがないようですが、今後追加される可能性はあるかもしれないので一応リンクは貼っておきます。

→ アマゾンでシバタイヤを見る

シバタイヤからSタイヤのプロトタイプが販売開始

コスパに優れるシバタイヤから待望のSタイヤ(R50)のプロトタイプの販売が開始されました。このR50の2025年モデルは、パイロット版で、ユーザーの意見をもとに2026年モデルの開発に繋げていくということです。タイヤサイズは、16種類をラインナップしています。

シバタイヤのSタイヤ(R50)の参考価格

265/35R18 1本 38,280円

例えば、265/35R18のサイズのSタイヤの場合だと、有名なタイヤメーカーの価格は1本あたり5~6万円くらいです。シバタイヤの場合だと4万円を切る価格で買えるので、かなりリーズナブルだといえます。しかもこの価格でSタイヤ最速記録を目指しているということなので今後も目が離せません。

→ シバタイヤのSタイヤ(R50)を楽天市場で見る → シバタイヤのSタイヤ(R50)をヤフーショッピングで見る
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