今回は、私のR33 GT-Rで起きた様々なトラブルについてです。
車には故障などのトラブルは付き物ですが、特に旧車となると色々な部品が寿命を迎えます。
私のGT-Rも例外ではなく、経年劣化によるトラブルが発生しています。
この記事に新しいネタが追加されないように事前にメンテナンスしていきたいです。
エンジンからオイル漏れ
駐車していた場所のエンジンの下あたりに小さな水たまりが出来ていました。
エアコンに結露した水滴が垂れたのかと思っていましたが、雨上がりで路面が乾燥しても、水たまりがあった場所だけシミになっていたのでオイル漏れであることが判明して修理に出しました。

さらに、修理時にクーリングファンが一部破損していることが判明したので、これも交換しました。
オイル漏れは、カムシール、クランクシール辺りで発生していたようです。
いい機会なので、タイミングベルトも交換してもらいました。
- 東名パワード 強化タイミングベルト 14000円
- 日産純正ベルトテンショナー AY460-NS013 4850円
- 日産純正アイドラプーリー AY660-NS001 7250円
- 日産純正カムオイルシール 13042-16V0A 550円×2=1100円
- 日産純正ロッカーカバーガスケット 13270-58S01 1650円
- 日産純正ロッカーカバーガスケット 13270-58S11 1620円
- 日産純正ワッシャー 13268-58S0A 280円×20=5600円
- 日産純正クランクシャフト、フロントオイルシール 13510-10Y10 460円
- 日産純正LLC 1050円×4=4200円
- 日産純正スプロケット、クランクシャフト 13021-05U10 8040円
- 日産純正プレート、クランクシャフトスプロケット 13022-05U10 390円
- 日産純正クーリングファン 21060-5L300 7890円
- 日産純正プラグラバー 11051-58S0 280円×2=560円
- 日産純正カラー、グロメット 13568-05U00 1070円
- 日産純正ワッシャー、ベルトカバー 13524-D0113 230円×3=690円
- 日産純正ファン&オルタネーターベルト AY140-40875 2060円
- 日産純正パワステ、オイルポンプベルト AY140-40969 2310円
- 日産純正コンプレッサーベルト AY140-40910 2310円
部品代合計 65,780円、工賃50,000円
バッテリーは生きてるのにエンジンが掛からない
ある日、エンジンが掛かりませんでした。
最初は、バッテリー上がりを疑いましたが少し様子がおかしいことに気が付きます。
別の日に始動してみると今度は掛かりました。
様子がおかしいということで点検に出しましたが、点検先で完全に不動車となりました。
色々調べてもらったところ、燃料ポンプが作動していないことが判明しました。
さらに調べると、ポンプ自体は生きていて、ポンプを制御しているコンピューターが壊れていることがわかりました。
このコンピューターは、FPCM(Fuel Pump Control Modulator)といって燃料ポンプの吐出量を状況によって制御しています。
要は、アイドリング時などはポンプを低稼働させて、加速時はポンプをフル稼働させるようなことやっているようです。
修理は、FPCMをスキップして燃料ポンプをバッテリーに直付けしました。
エンジン冷間時に謎の息つき
ある日を境にエンジンが息つきするようになりました。
走行中にエンジン回転が一瞬ストンと落ちてまたすぐに元の回転に戻ります。
エンストするまでは落ちません。
症状が出るのは、エンジンを掛けてから15分以内といったところです。
その後は、全く起こらなくなります。
息つきの発生頻度は、この約15分間に数回程度です。
低いギアの時にこの症状が出ると、エンジンブレーキが強く効いてかなり不快です。
修理に出しましたが、謎の症状だけに原因の調査は難航しました。
1回の修理では解決せずに、結局2回ショップのお世話になりました。
最終的にリレーを交換してから、その後この症状は出てません。
日産純正リレー 1M 25230-79981 1610円×4=6440円
ブレーキランプが常時点灯
ブレーキランプが常時点灯状態となり、ブレーキを踏んでも踏まなくてもエンジンを切っても付いたままです。
このままでは、バッテリー上がりになってしまうので、一旦バッテリー端子を外しておくことにしました。
ネットで調べてみると、よくあるトラブルのようでブレーキストッパーラバーという部品が怪しいことがわかりました。
早速自分の車を調べてみると、運転席の足元に砕けたゴム部品が落ちていました。
ブレーキストッパーラバーは、ブレーキペダルの上のほうに付いています。
ブレーキペダルを踏んでない時は、ブレーキストッパーラバーがスイッチを押している構造になっていて、このスイッチが押されているとブレーキランプは消灯します。
逆にブレーキペダルを踏むと、ブレーキストッパーラバーがスイッチから離れてブレーキランプが点灯する仕組みです。
つまりブレーキストッパーラバーがなくなると、スイッチを押すものがないのでブレーキランプが常時点灯することになります。

部品の交換は、DIYで出来ますが狭いので作業はやりにくいです。
運転席の足元に潜り込んで上を見上げて明かりを照らすと発見できます。
素材は、ゴムではなく耐久性の高いシリコン製を選択しました。
シリコン製は硬くて入りずらいので、食器用洗剤をつけて何とか滑り込ませました。