外で電源を使いたいけど外にコンセントがなくて、延長コードを出すためにドアを半開きにするのは防犯も虫も気になる。そんな時に活躍するのが、薄さわずか0.9mmの電気ケーブル「フラットコード」です。フラットコードをドアの隙間から通したら、ドアを閉めて鍵をかけることもできるので長時間の使用でも安心です。今回は、屋外に駐車した車のバッテリーを充電するために、家の中のコンセントからフラットコードを使って、ドアの隙間を通して充電器に接続した事例をご紹介します。
今回は「窓」ではなく「ドア」の隙間を通す一時的な利用
実はこのフラットコード、今回筆者は2回目の購入です。前回の使用では、窓の隙間を通して屋外のセンサーライトの電源を確保するために用いましたが、これは基本的に取り外しをしない「恒久設置」です。しかし、今回は「車のバッテリーの充電」という一時的な利用です。必要な時だけ通し、終わったらすぐ撤収するという機動性を重視したイベント的な電源確保です。
前回の「窓編」は、こちらの記事で解説しています↓

防犯カメラを屋外に設置したい場合は、電源ケーブルではなく「LANケーブル」を窓から通す方法がおすすめです↓

実践編:ドアの隙間にフラットコードを通してみた
ここでは家の中のコンセントからフラットコードでドアの隙間を通して、外に駐車している車のバッテリーを充電するために、バッテリー充電器に接続した事例を解説します。
用意するもの
- フラットコード:ドアの隙間を通すために使用
- 延長コード×2本:フラットコードの前後で延長コードを使用するため2本必要
- 防水コンセントボックス:屋外側のコンセントの接続で防水対策が必要な場合に購入

玄関に近いコンセントに延長コードを繋ぎ、フラットコードと接続します。

フラットコードをドアの隙間に通すように設置したら、実際にドアを閉めて無理な干渉がないか確認します。

筆者の家のドアの場合だと、ドアを閉めても「軽く触れている」程度の感覚でした。

フラットコードをドアの隙間から通してドアを閉めたら、ドアの外側のプラグに2本目の延長コードを接続します。

後は、屋外側の延長コードを目的の機器(今回はバッテリー充電器)に接続すれば完了です。バッテリーの充電に数時間かかりますが、ドアを閉めて鍵もかけられるので安心です。
実際に車のバッテリーを充電した様子はこちらの記事で解説しています↓

バッテリー充電以外にも!ドアから電源を引く「5つの活用シーン」
- 洗車・大掃除: 高圧洗浄機(ケルヒャー等)を玄関から引く。
- ガレージDIY: 駐車場での電動ポリッシャーや掃除機がけ。
- 夏・冬のイベント: 庭でのBBQ(ホットプレート)や、玄関先のイルミネーション。
- レジャー準備: キャンプ前に車内でポータブル冷蔵庫を冷やしておく。
- 非常用: 停電時、外のソーラーパネルから家の中へ給電する。
【重要】ドア通しで気をつけるべき注意点
- 開閉の頻度: 窓と違い、ドアは日常的に開け閉めする場所。通している間は家族に「コード通してるから優しく閉めて」「足が引っかからないように気を付けて」など周知が必要。
- 耐久面: フラットコードは薄いので鍵は閉まるが、無理な負荷がかかっていないか確認。
- 雨対策: ドアを通した先の接続部分(屋外側)が雨が降ったときに濡れる場合、防水ボックスやカバーを使うこと。

防水コンセントボックスの中は写真のようになっています。値段も手ごろなので持っていると重宝します。
まとめ:窓とドア、両方使い分けが最強の屋外電源対策
- 「窓編」で紹介したセンサーライトはそのままに、今回「ドア編」のセットを持っておくことで、屋外での活動範囲が劇的に広がる。
- 結論: 「外コンセント増設工事(数万円)」をする前に、まずは数千円のフラットコードを試すべき。

