最近の防犯カメラは高性能で500万画素くらいは当たり前です。中には800万画素のモデルまであります。800万画素というのはいわゆる4K解像度に相当します。つまり800万画素の防犯カメラの映像を最大限活かすには、4Kモニターが必要になってきます。そして、4K解像度の映像情報を伝送するにはHDMIケーブルも対応品に合わせなくてはなりません。
筆者は、500万画素の防犯カメラを購入して実際にテレビに表示させてみましたが、第一印象として「思ったより画質が悪い」という感じでした。おかしいと思いテレビの解像度を調べてみたところ、なんと100万画素でした。これでは画像が荒くなっても当然ですね。そして、4Kテレビを購入して接続してみたところ、今度は高画質で映りました。
高解像度の防犯カメラには、その映像を出力することができるモニターの性能が求められます。

防犯カメラのモニターを選ぶ際は「専用」か「兼用」かを決める
自身が防犯カメラのモニターを選ぶ際に、モニターを防犯カメラ専用とするのか、あるいはテレビなどと兼用するのかで選び方が変わってきます。
防犯カメラ専用モニターならPC用モニターが安価でおすすめ
防犯カメラ用のビデオレコーダーとモニターの接続方法は、ゲーム機などと同じでHDMIケーブル1本で済みます。つまりモニターがHDMI端子を搭載していればOKなので、防犯カメラ用として一番安価なのは、シンプルなPC用のモニター(ディスプレイ)を選ぶことです。ちなみに4KのPC用モニターで安価なものは、各種ECサイトで3万円前後で販売されています。
→ 4Kモニターをアマゾンで見る防犯カメラのモニターを他の用途と兼用する場合
高解像度の防犯カメラのモニターを他の用途と兼用する場合は、自身の使用環境に合わせて基本的に「4K」のモデルを選べばOKです。テレビと兼用するのであれば4Kのテレビ、ゲームを快適に遊ぶなら4Kのゲーミングモニターといった感じです。ちなみに筆者が防犯カメラと兼用した他の要素は、「PS5が快適に遊べる(4K/120Hz)」「ホームシアターに接続できる(eARC)」です。
高機能な4KモニターならLGのスマートモニターがおすすめ
防犯カメラのためにわざわざモニターを新調するなら少し高機能なモデルがいいという人におすすめなのが「LGのスマートモニター」です。LGのスマートモニターは、パソコンに接続しなくても、インターネット環境さえあればNetflixやYouTubeなどの動画視聴が楽しめる新しいコンセプトのモニターです。「地上波のテレビ放送はみないけど、動画配信サービスやゲーム、PC用にモニターが欲しい」という要望に応えたモニターです。各種ECサイトでの価格は、4Kのスマートモニターだと6~7万円といった感じです。
LG スマートモニターの特徴
- webOS搭載:LG独自のwebOSを搭載しており、豊富なアプリに対応しています。インターネットに接続するだけで、Netflix、YouTube、Huluなど人気のVODサービスを直接楽しむことができます。
- 高画質:高精細なパネルを採用しており、美しい映像を楽しめます。4Kモデルもあり、より鮮やかな映像体験を提供します。
- 多様な接続端子:HDMI、USB-Cなど、様々な機器と接続できます。パソコンだけでなく、スマートフォンやゲーム機など、様々なデバイスと連携して使用できます。eARCに対応したモデルもあるので、サウンドバーやAVアンプとHDMIケーブル1本で接続できます。
- 便利な機能:画面分割、AirPlay 2対応など、便利な機能も備えています。
防犯カメラ用レコーダーのHDMIケーブルは抜いていても録画できる
防犯カメラのモニターを他の用途と兼用する場合、モニターのHDMIポートの数が足りなくなることもあると思います。もしHDMIポートの数が足りない場合は、防犯カメラのビデオレコーダーと繋いだHDMIケーブルを抜いていても録画はされているので問題ありません。映像を確認したいときだけ接続すればOKです。
4Kの映像信号を伝送するにはHDMIケーブル選びも重要
4Kの映像信号を伝送するにはHDMIケーブルの規格に注意する必要があります。古い規格だと4Kに対応していません。これについては、HDMIケーブルは下位互換性があるので、新調するのであれば最新の「2.1規格」のものを買っておけばOKです。最新といっても1本千円程度なので特別高価というわけではありません。
迷ったらこのHDMIケーブル2.1規格の商品を選べばOKです。↓↓