今回は、GT-Rのセキュリティ対策に焦点を当ててみましょう。
GT-Rを購入する際、まず何よりも考えなければいけないのが社外セキュリティの装着です。
なぜなら、中古車市場での価格高騰が、窃盗団にとって格好のターゲットとなっているからです。
その価格上昇の勢いは衰えることなく、R34といったモデルは1000万円を超える車も増えており、異常な状況が続いています。
さらに、第二世代のGT-Rにはセキュリティ対策がほとんど施されていないため、プロの窃盗団でなくても簡単に盗難されてしまう危険性が高まっています。
R34になってようやく純正のイモビライザーが採用されましたが、それでもプロの窃盗団にとっては無力です。
ですから、GT-R所有者にとっては社外セキュリティの装着が絶対に必要なのです。
盗難から大切な愛車を守るため、カーセキュリティを積極的に検討しましょう。
GT-Rは毎月盗難されている

セキュリティ無対策の人は、まずはこちらのWebサイトを見て自動車盗難の現状を知るのがいいと思います。
連日のようにあらゆる車が盗難されています。
GT-Rは、ほぼ毎月盗難されていて、GT-R以外の1990年代のスポーツカーも、中古車価格上昇に比例して盗難が増えています。
純正ハイテクセキュリティが搭載された最近の車であっても盗難にあっています。
R35 GT-Rの純正セキュリティも突破されたようです。
自動車盗難情報局では、実際に盗難の被害にあった際に、愛車の情報を投稿してネット上で拡散してもらいます。
窃盗団は、盗難後に直接アジトには帰らず、一旦コインパーキングなどに放置する傾向があります。
これは、GPSによる追跡でアジトの場所が特定されるのを防ぐためです。
なので実際に盗難されても諦めずに、警察に通報及びネットで盗難情報を拡散して素早い対応を心がけましょう。
このように社外セキュリティ無対策や簡易的なハンドルロック程度では、簡単に盗難されてしまうので、必ず強力な社外セキュリティを導入しましょう。
おすすめはクリフォードとパンテーラ

社外セキュリティの選択で迷ったらダブルイモビライザーを搭載したクリフォードかパンテーラがおすすめです。
ダブルイモビライザーは、クリフォードとパンテーラにしか搭載されていません。
金額の目安は、付けるオプションにもよりますが第二世代GT-Rの場合、大体20~30万円くらいです。
あとは専門店で相談して、自分の駐車環境に合わせたプランを提案してもらいましょう。
R32とR33はキーレスエントリーが可能に

純正でリモコンキーがないR32とR33ですが、社外セキュリティを装着した際の嬉しいオプションとして、セキュリティのオンオフをドアロックと連動させることによって、キーレスエントリーが可能になります。
これは旧車である第二世代GT-Rには嬉しいオプションです。
セキュリティをかけた状態でのバッテリーの持ちは?
セキュリティをかけた状態で駐車していると、バッテリーにも負担がかかります。
R33 GT-R純正バッテリーの場合、週に1回はエンジンをかけて、バッテリー充電のため1時間くらいは走行したほうがよさそうです。
というのも真冬に2週間乗らなかったときに、バッテリーが上がったことがありました。
このこともあり、バッテリーを強化することに決めました。


バッテリー状態チェックのために電圧計を装着する
GT-Rは純正で電圧計がないので、セキュリティを付けたことによりバッテリーの消耗が気になる場合、社外品を取り付ける必要があります。

今回は、バッテリー電圧の簡易的なチェックのためにシガーソケットに差し込むタイプの電圧計を装着しました。
この電圧計の場合、キースイッチがACCの位置で12.2~12.6V、エンジン始動後で13.8~14.2Vです。
自分の車のいつもの値は知っておきたいですね。
シガーソケットタイプの電圧計は、あくまで目安なので、正確な値を測定するには専用のマルチメーターが必要です。
バッテリー電圧値の一般的な見方は、エンジン始動前で12.6~12.8V、エンジン始動後に充電システム(オルタネーター)によりバッテリーが充電されて13.5~14.8Vに上昇します。エンジン始動前で12.5V以下だとバッテリーが弱っているので交換する目安となります。
Googleマップのストリートビューに愛車が映っていたらボカシ要請をする
窃盗犯は、Googleマップのストリートビューで実写を見てターゲットととなる車を探すことがあります。もし自分の車が映っているのが気になる場合、「問題の報告」→「不適切なストリートビューを報告」からGoogleにボカシを要請できます。
参照元(ヤフーニュース)
車両保険を付ける
万が一、盗難されてしまったときは、車両保険に入っていれば設定金額の全額が支払われます。
社外セキュリティを付けてない場合は、最低限車両保険に加入しておきましょう。
中古車相場が年々上がっているGT-R、試しに私のGT-Rと同型であるR33型の市場を覗いてみました。(2023/08/01)
下が400万円で、上が1800万円といった感じでした。
最も個体数が多かった価格帯は、600~800万円という印象です。
いつの間にか異常なくらい値上がりしています。
ちなみにR34型の最高値は、5000万円でした。
現在私の付けている車両保険は450万円なので、次回更新の時は、保険会社と交渉する必要がありそうです。
Car Life Tips
カーライフのお役立ち情報を短く紹介するコーナーです。今回は、自動車保険を安く抑える方法についてです。
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