タービン交換したら良い音が出すぎてしまった筆者のGT-R。
元々装着していたマフラーはHKSの「ハイパワーマフラー」で、中古でGT-Rを購入した時から既に付いていました。HKSのハイパワーマフラーは、R33 GT-Rが新車で買える時期に販売されていたマフラーなので、もしかしたら20年くらい経過している可能性があります。さすがに20年も経過すると消音機能も劣化してきて、実際に排気音がダダ漏れで、車の周囲全体から排気音が聞こえます。
マフラーの消音機能が低下する主な原因
- 内部のすすやカーボン堆積:排気ガスに含まれるすすやカーボンがマフラー内部に堆積することで、排気ガスの流れが妨げられ、消音効果が低下します。
- 材質の劣化:マフラーに使用されている金属材料は、高温多湿な環境下で長期間使用されることで、腐食や酸化が進み、材質が劣化し、消音効果が低下することがあります。
- 振動による緩み:エンジンの振動や走行中の振動によって、マフラーの接続部分が緩んでしまい、排気漏れが発生し、消音効果が低下することがあります。
- グラスウールなどの吸音材の劣化:マフラー内部に使用されるグラスウールなどの吸音材は、高温や振動によって性能が低下し、消音効果が薄れます。

HKS ハイパワーマフラー
ルックスもサウンドも性能も最高でした。特にタービン交換してからは良い音が出過ぎで、窓を全開にして走ればあまりの気持ち良さに飛びます。しかし、経年劣化により消音機能が低下しているので交換することにしました。
静粛性とハイパワーを両立したHKSのスーパーターボマフラー
今回新しいマフラーとして選んだのは「HKSのスーパーターボマフラー」です。スーパーターボマフラーのスカイラインGT-R用は、保安基準をクリアする音量を保ちつつ、600馬力オーバーのハイパワー車両まで対応可能ということで、筆者のタービン交換したGT-Rにピッタリだと思い選びました。
対抗馬として「静粛性+ハイパワー対応」という同じコンセプトであるマインズのチタンマフラーも検討しましたが、こちらはお値段が約3倍なので今回は断念しました。
HKSスーパーターボマフラーの特徴
- ノーマルからアップグレードタービン仕様のハイパワー車両まで対応可能
- JASMA基準をクリアする街中での快適な静粛性
- アクセルを踏み込むと搭載エンジンが持つ独特のサウンドを発生
- 最新の車種はもちろん、一部のネオクラ世代の車種用もラインナップ
主要素材 | S304 |
---|---|
テール外径 | 124 |
パイプ径 | 85 |
近接排気音 | ノーマル:95 HKS:97 |
アイドリング音量 | ノーマル:71 HKS:75 |
税込価格 | 140,800円 (ECサイトで約10万円) |
→ HKSのスーパーターボマフラーをアマゾンで見る出典:株式会社エッチ・ケー・エス スーパーターボマフラー紹介動画
HKS スーパーターボマフラーレビュー R33 GT-R




スーパーターボマフラーを筆者のGT-Rに装着したのでレビューしていきます。このGT-Rはストリート仕様なので街乗りのみのインプレッションです。
まずは見た目ですが、流石に新品のステンレスマフラーなのでピッカピカで綺麗です。マフラー出口の焼き色は最初から付いているものでカッコイイ演出をしています。同じく出口付近に見える「フクロウの羽からヒントを得た」というスリット加工は、音量を抑える効果があるらしく、2dBの消音効果があるそうです。
アイドリングが結構うるさかったので「コイツも爆音仕様か!?」と思いきや…
いざ乗ってみると物凄く静かで快音でした。交換前のマフラーに比べて静かになり過ぎて物足りないんじゃないかと不安でしたが、とても綺麗な音でアクセルを踏むのが最高に楽しいです♪

The memories made with this muffler are etched in my heart forever.
長い間お疲れ様でした。