ヤマハのサブウーファー NS-SW050レビュー!カタログ上で一番安いが十分な低音♪

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筆者は、ヤマハのAVアンプ RX-V6Aにフロントスピーカーとして同じくヤマハのNS-F350を接続してホームシアターを楽しんでいます。スピーカー配置は、ドルビーアトモスに対応した5.0.2chでサブウーファーは使用していません。サブウーファーを使用していない理由は、フロントスピーカーのNS-F350が16cm径のウーファー2発を備えた低音が豊かなスピーカーだからです。以前は、このスピーカーを床に直置きして、床から伝わる振動で映画館やコンサート会場にいるような「演出」を楽しんでいました。
筆者が使用しているヤマハのAVアンプ RX-V6Aは、Amazon Musicとの相性が良いので音楽鑑賞がとても楽しいです。そのためスピーカーの音質を更に良くするためにオーディオボードとインシュレーターを設置してみました。効果は抜群で、スピーカーの音質はクリアになって音楽鑑賞向きになったのですが、その反面、床を揺らす振動がなくなってしまい、映画やコンサートの臨場感が薄れてしまいました。
今回は、再び床を揺らすためにサブウーファーとしてヤマハ NS-SW050を導入したので個人的な感想をお伝えします。

目次

サブウーファー選び

筆者が使用しているフロントスピーカーのヤマハ NS-F350は、低音が強いスピーカーです。そのため下手なサブウーファーだと意味がないと思い、どのサブウーファーを選ぶか悩んでいました。
ヤマハのサブウーファー NS-SW050は、ヤマハのカタログ上では一番安いエントリーモデルです。試しに公式サイトを覗いてみると、NS-F350と組み合わせた記事が載っていたので、このサブウーファーを選んでも問題なさそうだと思いました。同一メーカーのスピーカーで統一すると、こういうスピーカー同士の組み合わせに悩まなくていいのが利点です。
また、ヤマハの公式サイトによると、NS-SW050は、「大型システムに匹敵する重低音再生を可能にするヤマハの独創技術A-YSTⅡ方式」が採用されているということなので、この文言にも期待してこのサブウーファーを購入することに決めました。

スクロールできます
型式アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジーⅡ(A-YST Ⅱ)
出力50W(100Hz、5Ω 10% THD)
スピーカーユニット20cmコーン型(非防磁)
再生周波数帯域28Hz~200Hz
入力端子RCAピンジャック
消費電力30W
外形寸法(幅×高さ×奥行)291W×292H×341Dmm
質量8.5kg
付属品サブウーファー用ピンケーブル(5m)、取扱説明書
定価(税込)23,100円
ヤマハ NS-SW050 主な仕様

各種ECサイトでの実売価格は、約19,000円です。

ヤマハのサブウーファー NS-SW050を実際に使用してみた

筆者がホームシアターとして使用している部屋は一般的な6畳程度の部屋です。専用のシアタールームではなく、生活部屋の一画に作ったミニシアターで、どちらかというとホームシアターカジュアル派です。
購入した時点でサブウーファーを固定で置ける場所がもうないので、毎回移動させなければいけません。ヤマハ NS-SW050の重量は、8.5kgなので毎回抱きかかえてもそれ程苦にならない重さです。

新たにサブウーファーを追加したので、音響測定用マイクをAVアンプに接続して、リスニングポジションにマイクを置いて、自動測定を開始し、各スピーカーの音量を最適化しました。AVアンプはヤマハ RX-V6Aです。
この時「サブウーファーの音量は半分にするといい」と説明書に記載されていたので、サブウーファー背面にあるダイヤルで音量を半分に合わせました。

サブウーファーの音量は自分で調整する必要がある

サブウーファーの音量を半分に合わせてAVアンプの自動音響測定で各スピーカーの音量を最適化したので、これがベストな設定だと思い、この状態で低音が十分に出そうな戦争映画を視聴してみました。しかし、この設定だと全く低音の強調がなく、サブウーファーが無かった時と同じです。やはりフロントスピーカーのNS-F350の低音が十分強いので、サブウーファーの音量をもっと上げる必要があるようです。

サブウーファーの背面にある10段階の音量調整ダイヤルを7か8あたりに合わせると、フロントスピーカーの低音を上回って床を揺らす十分な低音が出ました。戦争映画では砲撃や爆発の度に床に地響きが伝わって大迫力です。
ちなみにダイヤルをMAXの10にすると6畳の部屋ではやり過ぎで、不快な冷や汗が出ます。リビングなどもっと大きな部屋でも十分使えそうなサブウーファーです。

サブウーファーの音量調整ダイヤル8の低音具合が筆者のお気に入りです。しかし、この音量でサブウーファーを床置きにすると、少し床の振動が強すぎる感じがします。

試しに机の上にサブウーファーを置いてみたら、これが良い感じでした。これでも机の脚を通して振動が床に伝わってくるので、十分な低音と程よい振動で映画やコンサートの臨場感を味わうのに丁度いいです。

音楽鑑賞でも意外に使えるサブウーファー

筆者がお気に入りのAmazon Musicで音楽鑑賞をするときは、フロントスピーカーのヤマハ NS-F350の低音が十分強いので基本的にサブウーファーはオフにしています。しかし、ロックを聴くときなどは、たまにサブウーファーを入れて低音を少し増強してあげると気分が上がります。また、アーティストによってはライブアルバムを収録していることがあるので、この場合もサブウーファーを入れて意図的に床を揺らしてやると、コンサートの「ライブ感」が味わえてとても楽しいです。

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サブウーファーでゲームも大迫力に

PS5のバイオハザードRE4をプレイしてみました。バイオハザードRE4の音声はドルビーアトモスに対応しているので、ちょうどホームシアターシステムのテストも兼ねてプレイしているところでした。今回サブウーファーが加わったことにより、ドルビーアトモスの立体的な音響と床を揺らす重低音により更に没入感がアップしました。ビジュアルシーンでは映画さながらの迫力です。ただ、惜しいと思った点は、この床を揺らす重低音はビジュアルシーンでしか感じることがありません。例えば、プレイ中にも近距離で爆発があったときなどは、戦争映画のような床を揺らす重低音を感じられる方が没入感がもっと上がると思います。

まとめ

ヤマハのサブウーファー NS-SW050は、床を揺らすような十分な低音が出ます。6条程度の部屋で使用するには十分で、もっと広いリビングルームなどでも使えそうです。また、サブウーファーの音量を半分程度にすれば騒音を抑えて使用することもできます。
NS-SW050は、ヤマハのカタログ上ではエントリーモデルにあたるので、コスパ良くサブウーファーを設置したい場合は非常におすすめできます。

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